1. 2021/10/11(月) 12:54:00
次第に症状の苦痛と生活への支障が強くなり、近所の精神科クリニックを受診しました。そこで強迫症と診断され、薬物の服用を勧められます。しかし、いざ薬を前にすると「薬を作る段階で汚染物質が混入しているかもしれない」と不安になって結局内服ができず、治療を進めることができませんでした。
その後も、子供が公園に行けば「他の児童が怪我をして、我が子がその血液に触って感染するかもしれない」という不安が生じ、以後はひとりで外に行かせることを止めるようになったり、帰宅時の入念な手洗いを強要したりと、「巻き込み」も目立つようになりました。
出典:bunshun.jp
たとえば手洗いを行えない状況であっても、代用の手段としてウェットティッシュを用いる。最初は何度も拭いてしまうとしても、少しずつ『繰り返さない』に注力していけば問題ありません。こういった代用のコツは、社会的に受け入れられる形で簡略化することです。
薬を拒否し続ければ強迫の術中にハマります。こちらは防戦一方で、勝ち筋が見えません。何としても薬という援軍を呼び込み、強迫の勢いを弱めたい。そうして冷静さを回復し、反撃の糸口を作りたいところです。おそらくこれが強迫治療の最初の壁となるでしょう。主治医ともしっかり話し合い、薬の安全性や重要性を十分に理解した上で、是非乗り越えてもらいたいところです。
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鍵や火元を何度も確認してしまう、手を洗うのがやめられない、書棚の本の高さが揃っていないと気持ち悪い……。四六時中、何らかの不安に苛まれる「強迫症」は50~100人に1人は発症する一般的な病だ。それだけに症状に悩まされる人は決して珍しくない。では、そうした症状はどのように治療がなされるのだろうか。