1. 2021/08/18(水) 13:28:42
■コロナ禍のサウナブームで悪化するマナー問題
吉田:経営困難に加えて、コロナ禍でマナー問題も深刻になったよね。ブーム以降、友達同士で行動を共にする、いわゆる“ドラクエ客”や、浴槽の縁に座って延々と談笑するサウナに不慣れな若者が増え、常連の不評を買っていた。そこに感染防止の「黙浴」という新しいマナーが出てきたけど、なかなか守ってもらいにくいね。
井手:黙浴の難しさは、ルールとマナーの混同にもありますよね。コロナ禍ではルールですが、収束したらどうなるのか。健康センターとしては親子の会話や、常連客の交流は失いたくないので、談笑の一律禁止はためらわれます。
林:マナー問題でいうと、そもそもマナーを知らない人が多い。浴場でタオルを持っていない人を注意したら「体を拭いてサウナに入るなんて知らなかった」と言う。マナー周知はスタッフが地道に口頭でやるしかない。あと、ウチでは熱波師の言葉が効果抜群です。サウナーは彼らを敬愛してるから、言うことを素直に聞くんですよ。「ニューウイング」だったら吉田さんの注意も効きそうですね。
吉田:もちろん僕が言うのはいいんだけど、スタッフが全員気の強い人ではないんだよね。お客さんに「あいつらどうにかしてよ」と言われても、女性スタッフは錦糸町の怖い男性に対応しづらい。そのへんの事情は考慮して、マナーを守ってくれているお客さんもスタッフを責めないでほしい。常連は寛容を、新人サウナーは気遣いを心がけてくれると助かります。
出典:thumb.photo-ac.com
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サウナに情熱を注ぎ続ける彼らがいなければ、ブームは起こらなかった──。最前線を駆けてきたカプセルホテル「ニューウイング」、スーパー銭湯「おふろの国」、健康ランド「草加健康センター」の運営者3人が集結し、“サウナの現在”を語り合った。