1. 2021/07/01(木) 16:17:25
●この時期、いつも迷うのが、いつからエアコンを使い始めるか、だ。中村氏は、「夏場は『暑い』と感じたタイミングで、迷わず使うのがおすすめ」と話す。
「『エネルギー白書2020』によると、暖房が、家庭で使われた電力の25%を占める一方で、冷房は3.2%にすぎませんでした。冬場は夏より在宅時間が長いことなどもありますが、圧倒的に暖房のほうがエネルギーを使います。電気代という観点では、暖房のほうが家計へのインパクトが大きいんです」
●では、電気代をかけずに、部屋を効率よく冷やす、という観点からすると、どんな設定がオススメだろうか? 「省エネ=28度」といった話もよく聞くが…。
「新しめの機種なら、自動運転がオススメです。いま各メーカーがエアコンで工夫をしている点、10年以上前のエアコンと大きな違いは、強運転や超微風運転を使い分けて、快適な状況を維持するためのセンシングと制御の部分です。エアコンは車と一緒で、動いたり止まったりするのが一番エネルギーのロスが大きい。自動運転は、冷えすぎる前に微弱運転に切り替えるなど、効率よく一定の室温をキープしてくれます」
+69
-19
これからの季節、気になるのがエアコンの電気代だ。暑さ対策はしたいけど、なるべく無駄は減らしたい。除湿はかえって高いとか、こまめに付けたり消したりはよくない、という話も聞く。いったい、どんな風に使えば「損しない」のだろうか […]