1. 2021/06/06(日) 08:06:49
こうした世論に“痛し痒し”と悩んでいるのがワイドショーのスタッフだという。
「世論が五輪反対ムードのため、番組で開催について議論してもらうと盛り上がります。開催を支持する識者と、中止・再延期を求める識者に舌戦を繰り広げてもらうわけです。番組MCやコメンテーターは開催反対の意見が少なくありません。賛成派のスポーツジャーナリストや、政府寄りのジャーナリストなどに出演を依頼していますが、やはり各局とも番組内容としては反対のトーンが強くなっていますね」(ワイドショーのスタッフ)
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「つまり、視聴者は見透かしているんだと思います。新聞でもテレビでも、いつかは東京五輪の開催支持に転じ、選手を応援するのは折り込み済みなのです。実際、東京五輪は視聴率が期待できますから、開催してほしいですね。『手のひら返し』と批判されるのは覚悟の上で準備を進めるしかありません。問題なのは、いつ、どういうタイミングで、反対から応援に変わるかということだけです」(同・関係者)
出典:www.dailyshincho.com
「MCの羽鳥慎一さん(50)が中立の姿勢を堅持しているので、コメンテーターが五輪反対を強く訴えても、トーンが薄まっているように見えます。上手いやり方ではないでしょうか。“手のひら返し”の批判を免れることは無理でしょうが、さすが羽鳥さんですね。先陣を切って選手応援のスタンスに移っても違和感はないかもしれません」(同・関係者)
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東京五輪の開幕式は7月23日で、残り50日を切った。だが世論は「中止・延期」の声が圧倒的に多い。