1. 2021/05/24(月) 23:57:51
貼り紙では、「対面」「近距離(2m以内)」「一定時間(15分以上)の会話」の3条件すべてが当てはまる場合でなければ、「マスクは不要」だと赤字で強調された。これは、厚労省の方針に準じたものだと主張し、さらに、「マスクは免疫力を下げます」「高炭酸ガス症は癌の原因にもなります」ともした。教育への悪影響にも触れ、マスクは人間力を下げ、人が人を恐れるようになると訴えていた。
ただ、マスクを外すことは強制しておらず、「最後はご自身でご判断ください」と赤字で締めくくっている。
3月11日の卒業式は、原則「ノーマスク」で挙行したいと明かし、実際、いくつかの写真を見ると、マスクをしている生徒はほとんどいなかった。式に出席した親は、マスク着用が分かれていた。
出典:www.j-cast.com
現在の校長は24日、J-CASTニュースの取材に対し、マスク着用の方針を変えたと明かした。
「入学式でも、新入生が入場するとき以外は、マスクをして下さいと指示しました。マスクをするかは子供の判断に任せている部分はありますが、昨年からいる生徒も、マスクをするようになりました」
条件付きのマスク不要などについて、厚労省の結核感染症課は24日、次のように取材に答えた。
「何を参考にしたのか分かりませんが、特段そのような方針は出していないと思います。マスクが免疫力を下げるという話は聞いたことがありません。高炭酸ガス症は、健康な人がマスクをしただけでなるとは考えづらいです。その症状になると、癌の原因にもなるという話も聞かないですね」
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マスクは免疫力を下げるなどとして、栃木県日光市立のある中学校の男性校長が、定年退職する前まで、条件付きで「マスクは不要」だとする学校運営を行っていたことが分かった。同校では、この校長の退職後、マスクを着用するよう方針を変えたという。ただ、校長が学校サイトに書いた主張は残っており、今度どうするか市教委と相談したいとしている。