1. 2015/03/27(金) 19:31:16
「テレビ局から10万円もらった仲間がいる。それくらいの金額は出せるんだろ、お宅はいくら払えんの?」「話聞きたいの? いくら?」
神奈川県・川崎市の中学1年・上村遼太君が殺害された事件で本誌記者が上村君や逮捕された少年らを知る中高生を取材しようとすると、彼らは揃ってそんなことを口にした。最初に謝礼を求めるような“情報源”に信頼できる話はないのが常識だ。お金が取材の前提ではない旨を伝えると、「じゃあ(チューハイの)『氷結』買ってこいよ」という始末。
出典:l.thumbs.canstockphoto.com
+7
-534
被害者は中学1年生、主犯格だった少年は18歳、一緒に逮捕された2人も17歳という事件だっただけに、取材対象が中高生になるのは当然だ。メディアの取材攻勢の結果、加害者、被害者と関係する少年たちを囲い込むべく“札束合戦”が繰り広げられた。ブロック紙記者がこう語る。 「ウチは東京にいる記者の人数が少ないから出遅れてしまって、取材に行ったときにはすでにテレビ局が取材したあとでした。事件現場周辺にいた少年たちに話を聞こうとすると、『俺たちは○○テレビにしか話さねぇから』という。お金を受け取ったから、他には口を割らないというのです。しかし一方で、『それで、お宅はいくらくれるの?』と聞いてくる。完全