1. 2021/02/23(火) 18:08:17
聖火リレーは組織委と各都道府県が共同で実施運営を行う。各自治体に設置された実行委員会を中心に準備を進めているが、統一されたガイドラインが決まっていない中、開催は刻一刻と迫る。前出の担当者は「すべての対応が遅すぎており、警備計画やスタッフの人的配置なども予定が立てられない。遅れているツケを我々が払っている状況」と憤る。三重県も「具体的な方針が示されていないため、運営準備が進まない」とし、福岡県も「感染症防止対策の業務量が見込めない」と頭を悩ませている。
また、リレーの開催自体に疑問も出ている。東北地方の担当者は「コロナ感染が収束していない中、実施の可否も含めた判断基準が分からない。果たして安全な聖火リレーができるのか」と不安。
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東京五輪の聖火リレーは3月25日に福島県のJヴィレッジをスタートし、121日間の日程で全国47都道府県を回る。本来は五輪開催を国内外に告げるビッグイベントだが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で様相も変化。<略>スポーツ報知では今月中旬までに47都道府県の担当者に書面アンケートを実施。38の担当者から回答があり、不安や不満の声が多く届いた。