1. 2020/11/23(月) 14:17:25
その後の調査で、男性教員はキス以外にも▽膝に乗せ、後ろから抱きかかえる▽休日に女子生徒をドライブに誘い、抱きしめる▽女子生徒のスカートの下に手を入れてお尻をたたく――などのわいせつ行為を女子生徒に繰り返していたことが発覚。男性教員はほどなくして休職し、14年3月に懲戒免職処分を受けた。
(略)
最後の受診は、高校1年だった14年12月4日。母親が開示を受けた当時のカルテには、〈先生との出来事は仲の良い友達しか知らないと思っていたが、友人から「みんな知っていて、うわさになっていた」と聞いた〉〈11月頃から(教員とのことが)思い起こされ、泣くことも多い〉と記され、女子生徒が悩んでいたことがうかがえる。
約3週間後の12月29日、女子生徒は自宅のベランダから飛び降りて亡くなった。
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娘の死がつらく、この6年間、母親は積極的には語ってこなかった。しかし教員によるわいせつ事案が全国で後を絶たない現状に、「黙っていてはいけない」と考えたという。母親は「『たかがキス』では済まされない。教員の行為が子供にどんなに重大な影響を与えるか、広く考えてほしい」と訴えている。
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亡くなったのは、那覇市内の高校1年生の女子生徒(当時16歳)。 那覇市教育委員会の報告書などによると、女子生徒は市立中3年だった13年11月14日、男性教員に理科の準備室に呼ばれ、突然キスをされた。女子生徒は泣きだし、過呼吸状態となった。…