1. 2020/08/17(月) 00:38:44
蚊取り線香を入れる「蚊遣り豚」、そもそもなぜ「豚」なの? 調べると諸説あるようで… | オトナンサー
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蚊取り線香を入れる器として、口をぽっかりと開けた「豚」の形の陶磁器を見たことはないでしょうか。「蚊遣り豚」というものですが、なぜ「豚」なのでしょうか。
Q.なぜ、蚊遣りが「豚」なのでしょうか。
「萬古陶磁器振興協同組合連合会」広報担当者
「いろいろな説があります。一つは、蚊遣りは火を使うため危険なので『火伏せ(火よけ)の神』であるイノシシを模して、それが豚になったという説。あるいは、容器が元々、徳利(とっくり)形で、それが変化して豚のようになったという説。さらに『豚の皮膚は厚いので、豚は蚊に刺されないだろうから』と豚の形にしたという説もあります。ただ、はっきりとしたことは分かりません」
水谷製陶所(四日市市)水谷さん
「諸説ありますが、一つは、イノシシが『火伏せの神』だったのでイノシシの形になり、それが豚に変わっていったという説。もう一つは、養豚場で、つぼにわらを入れて燃やし、蚊を追い払っていたことから、豚の形になったのではと聞いたこともあります」
「新宿歴史博物館」学芸員
「江戸時代に『瓦灯(がとう)』という、徳利を太くしたような形の照明器具があり、それを横にして、目と耳を付けると豚のようになったともいわれています」
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出典:otonanswer.2xx.jp