1. 2020/05/27(水) 22:40:07
大手紙の厚労省担当記者は、都内の一部の病院ではコロナ禍の前後で「依存症」の兆候を示す患者の数が「目に見えて増えている」と話す。特に顕著なのは、再診の患者数だという。「コロナに対する不安から、眠れない、気分が沈むという一般の方もいますが、もともと依存症にかかっていた人たちの回帰が、一部のクリニックで起きている。医師によれば、ほとんどは軽微な症状ではあるものの、かつて睡眠薬や向精神薬に依存していたような患者さんが、再び訪れてくるパターンが目立つといいます。仕事が減った不安を覚せい剤や大麻など、違法薬物を用いて処理しようとして検挙されたパターンも確認されています。常習者というわけではなく、何年もやめていたのに、です。アルコールの摂りすぎをやめられず、相談してくる患者もじわじわ増えている。全てがコロナのせい、とは断言はできませんが、遠因になっていることは確かです」(大手紙の厚労省担当記者)
実際に「違法薬物」の流通量は増えているのか。かつて薬物売買に関与していた半グレグループ幹部・U氏が説明する。
「明らかに増えて、薬物の単価まで上がっています。末端価格が一グラム7000円だった大麻は、今は1万円でも買い手がつくほど。海外では、青空の下で大麻を吸ってパーティーをやったりしますが、日本における違法薬物の消費は、摘発から逃れるため家の中でこっそり行われます。薬物は思わぬ巣篭もり需要というわけです」(U氏)
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