1. 2019/11/15(金) 22:53:12
■苦しくても逃げ場がない。ワンオペ育児をする親の生活は、宇宙飛行士と同じ?
宇宙飛行士は、国際宇宙ステーションで仕事と生活を送る。6時の起床以降は分刻みのスケジュールをこなすマルチタスクの日々だ。
多忙な生活や閉鎖的な空間に疲れても、気分転換のため外出することもできない。24時間緊張状態が続き、孤独感を抱きながら過ごすためリラックスできる時間が少ない。
また役割へのプレッシャーから頑張りすぎたり、弱音を吐けず仕事を抱え込んだりして、ストレスを発散できないケースがある。
出典:hbol.jp
自殺する妊産婦の割合をイギリス、スウェーデンと比べると、日本人女性は突出している。
「日本社会には『お母さんはこうあるべき』という考えが強い。芸能人がお子さんとレジャーに出かけたことをブログに書くと炎上することがありますね。それに、お母さんたちは育児がうまくできないと自分を責めがちです」
興味深いのが、産後うつは男性も発症しえること。
「女性だけではなく男性にも何からしらのケアが必要」と村上さんは強調する。
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満員電車でのベビーカーやiPad育児など、子どもを持つ親に向けられる視線は厳しい。公共の場での授乳もそのひとつ。「目のやり場に困る」「人前でするものではない」といった批判が寄せられる。