1. 2019/10/18(金) 17:28:54
男性は会見で次のように話していた。
「自分が担当しているアニメーターのほうが何倍も長時間労働になっている。作品が終わるころには、本当に死んじゃうんじゃないかと不安になる。正直、アニメ業界で働いていると、隣の同僚が明日死んじゃうんじゃないか、という不安がある」
「アニメ業界ではたらく人間は、アニメや映画が好きだったりする。残業代がでなくても魅力的な仕事だと感じることがある。しかし、それではダメで、『やりがいの搾取』みたいなものになってしまう。魅力的な仕事ということでごまかされてはいけない」
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劇場アニメ『海獣の子供』などで知られるアニメ制作会社、「STUDIO4℃」(スタジオよんどしい・東京都武蔵野市)で制作進行を担当していた男性社員(25)が、会社を相手取り、未払い残業代など計約535万円の支払いをもとめる訴訟を東京地裁に起こした。提訴日は10月10日付。男性本人と代理人弁護士らが10月18日、東京・霞が関の厚労省記者クラブで会見を開いて明らかにした。男性は会見で、「残業代未払いと長時間労働は、1社だけの問題だけでなく、アニメ業界で当たり前のように横行している」とうったえた。