1. 2014/11/10(月) 18:54:39
神奈川県横浜市戸塚区で、太陽光発電で電力を完全自給する、2LDKの「オフグリッド(送電線につながっていない)ハウス」を新築した。新築時から送電線を引かない住宅は異例中の異例だ。
「都会のふつうの一軒家で、一般人の私たちが楽しく電力自給ができることを証明したかったんです。爪に火をともすように節電しなくても、オフグリッドで暮らせます」
「特別無理しなくても、節電は可能です。省エネ家電を取り入れつつ、不要な家電は使わない。わが家は原発事故以降、本当の情報を流してくれないことに嫌気がさして、テレビを見るのをやめました。電子レンジも使わず、料理は蒸し器で温め直しています」
【使わないときは給湯器の電源をオフ】【便座ヒーターはコンセントをはずす】【夜早めに寝る】【炊飯器はめったに使わず、土鍋でご飯】【床暖房で冬を乗り切る】
極力ムダを省いたうえで、使う電気は自給自足。たとえ雨が1週間降り続いても、大丈夫なんだそう。
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「3・11のとき、それまで私たちが住んでいた川崎市でも大規模な停電がありました。電力会社に依存することの怖さと不安を感じましたが、電気そのものは、便利で生活を豊かにするもの。問題は、作り方と使い方なんです!」 そう語るのは、自然療法士のサトウチカさん(31)。今年9月、精密機器メーカー勤務の夫、タカヤさん(33)とともに、