1. 2019/07/02(火) 09:28:54
――さきほど自分の素は面倒くさいというお話がありましたが、何かコンプレックスのようなものはあるのでしょうか?
ありますよー。コンプレックスない人なんて、いないのではないでしょうか?
私は陸上をやめて、ストレスで30キロ太ってしまったことがあって、そのときは下着から何から、すべての服を総入れ替えしました。だって、それまで来ていた服が、全然入らなくなっちゃったから。想像してみてください、30キロって10キロの米俵、3個分ですからね。全然違うでしょ?
痩せていた頃は、さらっと着たジャージでもなんとなく様になるというか、力抜いている感じが出るんです。でも30キロ増えてからジャージを着ると、なんか怠け者にみたいに見えてしまう。同じ服でも、体型でこんなに違うんだとすごくショックでした。
それに太ってる自分がとても嫌だったし、「こんな自分、誰も好きになってくれない」「友達にも、一緒にいるのが恥ずかしいと思われるのでは?」なんて、考えすぎかもしれなけれど、そんな風に思ってしまう自分がいました。私はラフな格好が大好きなので、ジャージが似合うように、もうちょっとシュッとしたいなと思う。
痩せているのがいい、太っているのがいいということではなくて、自分が好きだと思える自分にどう近づくかということには今も向き合っています。
(一部抜粋)
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キャリアウーマンのネタでブレイク以来、テレビドラマ出演、声優、歌手…と仕事の幅を広げ続けているブルゾンちえみさんが、今度は舞台に初挑戦する。7月12日から始まる舞台、KERA CROSS 第一弾『フローズン・ビーチ』でこれまでのイメージとは異なり、ちょっとエキセントリックな女性を演じる。 次々に新たな挑戦を続けるブルゾンさんに意気込みや重圧について聞いてみると、コンプレックスや悩みと向き合う姿を明かしてくれた。