1. 2019/05/10(金) 10:17:33
都心に構える豪邸に、真っ赤な車を運転して帰ってきた山田に話を聞いた。
山田は少し上を向きながら、「20年ぐらい前かな、事務所の様子が変わっていってしまった」と話し始めた。
「恩義のあった前社長が引退して会長に、その息子が新社長になってから、私のマネジャーが動いていない状態なんです。ほら、今もひとりでしょ? もう末期的なのよ」
──事務所とうまくいっていない?
「事務所は私に全然関心がないの。(今回の舞台も)私のプライベートなことだからって。でもさ、芸事でしょ?」
──5月22日からは40周年記念公演『山田邦子の門』が始まりますが。
「それも太田プロは関係ないの。何十年来っていう長年のつきあいがある仲よしのプロデューサーがお祝いで考えてくれたことで。だけど、事務所にはお金を落とすじゃない? 昔から30%は落としてきたから。現場に若手のかたがちょろっと見に来ていたけど、GWに入ったら全然来ないし(苦笑)。後輩にも仕事を流してあげてるのよ? だから、話し合いよ、話し合い」
── 一度も話し合いはない?
「今年に入って一度は“どうします?”“私のとこ、動いてないですよ”と。ただ、話をしてみると思いを抱えていたのは私だけじゃなかったみたいだったの。うちのタレントみんなが“邦子さんよく言ってくれました”って。ほかの事務所も同じようなことを聞いたから、いい機会だなって。こういううるさい人間が波風を立てるのもね」
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《39年所属しておりました太田プロダクションの事務所スタッフには誰ひとりも観てもらえなかったことがとても残念でした》山田邦子(58才)がブログで突然綴った“絶縁宣言”が波紋を広げている。太田プロは多数の人気タレントを抱える芸能事務所。片岡鶴太郎、有吉弘行、高島礼子、故・川島なお美さん。最近は前田敦子、大島優子、指原莉乃らも所属する。「ビートたけしさんも元々は太田プロ。常に人気タレントを多数抱えていました。なかでも邦子さんはいちばんの古株。まさに“ミセス・太田プロ”です」(ベテラン芸能記者)今年は山田のデビュー40周年の記念イヤーでもある。