1. 2019/03/23(土) 10:44:14
イチローの引退から一夜明けた22日。菅官房長官はイチローの国民栄誉賞について「国民にそうした声があることは十分認識しているが、現役引退を公表されたばかりであり、現時点では何も決まっていない」としながらも「数多くの輝かしい記録を樹立し、日米の野球ファンを魅了した」と評価し、今後授与を検討していく考えを明らかにした。
これまでもMVPを受賞したメジャー1年目の2001年、シーズン最多安打記録を更新した04年にも、日本政府はイチローに国民栄誉賞を打診。だが、「プレーを続けている間はもらう立場にはない」などと、現役中は受け取らない姿勢を示して辞退してきた。野球・福本豊氏、作曲家・古関裕而氏が辞退した例(古関氏は遺族が辞退)はあるが、2度の辞退は唯一。現役を引退したことで、3度目の打診を受けた際にはイチローも前向きに受け取ることになりそうだ。
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21日に現役引退を発表したマリナーズ・イチロー外野手(45)に22日、“3度目の正直”となる国民栄誉賞授与を、政府が検討に入る方針であることを明かした。これまで「プレーを続けている間はもらう立場にはない」などと2度の打診を断って辞退してきた。だが、菅義偉官房長官は、「数多くの輝かしい記録を樹立し、日米の野球ファンを魅了した」などと前向きな姿勢を示した。イチローはこの日、成田空港からシアトルに向かった。