1. 2014/09/22(月) 18:05:30
だが、その陰で辛い思いをしている子どもたちがいることを知って欲しい。
「子どもの貧困」という言葉は知っているだろう。親の事情により家庭が貧しく、最低限の生活を強いられ、必要なもの以外は何ひとつ買ってもらえない子どもたちである。子どもの貧困率は、2013年で16.3%。6人に1人が貧困なのである。
そんな家庭では、ごく普通のランドセルさえ、高額で買えないこともある。なのに、まわりではお洒落で可愛いランドセルを買ってもらって、喜んでいる友だちがいる。
「社会とはそういうものだ」で済ませることはできない。中高生にもなれば、現実を受け止めることもできるだろうが、たった6歳の子どもには、あまりにも過酷な試練ではないか。
出典:i.imgur.com
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幼稚園年長組の夏休みから始まる、ランドセルの売り込み合戦。夏休みに祖父母からプレゼントしてもらうことを前提にした、新しい販売戦略である。孫のためなら高額な出費もいとわない祖父母を狙い、年々高級なランドセルが登場している。色は黒と赤しかなく、何のデザイン性もなかったランドセルが、素材や色も多彩になり、「お洒落」「可愛い」「カッコいい」ものが、たくさん出ている。職人が手縫いするものやオーダーメイドまで出現している。