1. 2018/12/28(金) 17:23:02
朝にはバナナ半分とライスミルク(米から作られる穀物ミルク)で混ぜたオート麦をカップ1杯、昼にはジャムやピーナッツバターを塗ったトースト1枚、そして夜は豆腐や米、芋を女児は与えられていたようだが、両親曰く「偏食気味」だったことから夜にも朝と同じメニューを食べさせられることも少なくなかったようだ。
しかし、この食生活が女児に深刻な健康障害をもたらした。今年3月、発作を起こして病院へ搬送された女児を診察した医師は、栄養失調のためビタミンD欠乏や代謝異常が生じて引き起こされる深刻な変性骨疾患「くる病」を女児が患っていることに気付いた。
医師は、女児の骨はとても脆く折れやすい状態であり、普通に触れただけでも骨折の可能性があることを指摘した。事実、小さな女児の体には全体的に骨折の痕が見つかったという。更に医師は、後に行われたダウニングセンター地方裁判所で、入院していた1か月間も女児はぐったりとした様子で弱々しく、言葉を話すことやハイハイをすることも全くなかったと述べている。
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ヴィーガニズム(絶対菜食主義)への信念は人それぞれであり、最近の欧米では子供を幼いうちからヴィーガン(絶対菜食主義者)として育てている家庭も存在する。しかし、小さな子供にとっては様々な食品から摂取する多くの栄養が成長に繋がり、それが偏ると病を生じることにもなりかねない。このほどオーストラリアで、子供たち3人に厳格なヴィーガン生活を強いていた両親が、娘に深刻な身体的危害を加えたとして逮捕・起訴された。『Metro』『The Sun』などが伝えている。