1. 2018/11/10(土) 18:14:18
◇不快感を与えてしまう危険性のあるキャラも好感度の高い役柄に
出演時間の長短にかかわらず、作品の世界観を壊すことなく物語に深みを与えることができるのが伊藤さんの魅力だ。この点について、本人も制作側の「沙莉ならなんとかしてくれるだろう」という期待を、「かなりのプレッシャー」と話しつつも、やりがいに感じていると語っていた。
出典:storage.mantan-web.jp
ベースとなるキャラクター設定をブレずに演じる中で、さまざまな方向から、いい部分、悪い部分の“人間味”を物語が破綻しない程度に染み込ませていく。そのさじ加減が絶妙であるからこそ、伊藤さんのキャラクターは心に残る。
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子役時代には、とてもつらい経験をしたこともあったと話していた伊藤さん。現在の活躍も「まだまだ」と満足することなく、「この役は伊藤じゃなければというところまで確立したい」と志は高い。こうした負けん気の強さ、トーク番組などで見せる屈託のない笑顔、そして人物に向き合う真摯(しんし)な姿勢……。自身も多面的な“人間味”を兼ね備えている伊藤さんだけに、快進撃はさらに続いていくだろう。
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連続ドラマ「獣になれない私たち」(日本テレビ系、水曜午後10時)で新垣結衣さん扮(ふん)する深海晶が勤務する「ツクモ・クリエイト・ジャパン」の同僚・松任谷夢子を演じている女優の伊藤沙莉さん。劇中では、ニコニコしながらミスの尻拭いや面倒な仕事を晶に押し付ける、一見すると“ムカつく”キャラクターを愛嬌(あいきょう)いっぱいに演じている。登場シーンこそ多くはないが、なぜか印象に残っている人は多いのではないだろうか。子役出身で、ここ数年、特にNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「ひよっこ」(2017年)以降、出演作品が途切れることのない彼女の、女優としての魅力とは……。