1. 2018/10/23(火) 08:49:20
・ブームの追い風もあり、日本では現在、コツメカワウソが一頭100万円以上で売られている。こうした中、出処が不明確なまま、販売されているカワウソも少なくないという。同基金の担当者は「密輸されたカワウソが販売されている恐れもある」と話している。
・カワウソの中でも特によく知られているコツメカワウソは、国際自然保護連合(ICUN)によって絶滅危惧II類に分類されている。東南アジアでは農地開発等で個体数が減少する中、密輸が盛んになれば、ますます減少する恐れがある。
・「SNSにアップされた短い動画や写真は、カワウソの可愛い部分ばかりを取り上げており、そこに写らない部分があることが忘れられています。カワウソは、野生生物で簡単に飼えるものではありません。飼育には60平方メートルのスペースが必要だと言われていますし、水陸両方の環境を整える必要があります。そもそも2~3家族、計10頭くらいで生活する生き物ですので、一頭でいること自体がストレスになることも。ペットとして飼うのはとても難しい生き物です」
出典:news.careerconnection.jp
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近年、カワウソの人気が高まり、ペットとしての需要が急騰している。しかし日本で販売されているカワウソの中には密輸された個体もある可能性が高いという。世界自然保護基金ジャパンは10月19日、「日本に向けたカワウソの違法取引と高まる需要の緊急評価」という報告書を発表した。同基金の担当者は「密輸されたカワウソが販売されている可能性があります。そもそもカワウソはペットとして飼うのがとても困難で、購入は控えてほしい」と話す。