1. 2014/07/14(月) 22:38:54
「生後8カ月ほどの乳児でもタブレットを与えると、すぐに指で画面を動かすことを覚えます。しかし、そればかり与えていると、本をめくる動作もできなくなり、紙の雑誌で同じような操作ができないのでかんしゃくを起こします。
スマホやタブレットばかり見ていると、子どもの目は近視になりやすく、言語発達も遅れ、親子で会話をしなくなったり、親と目を合わせなったりするといった弊害も出ています。
しかし、1週間、テレビを含めてメディア機器から遠ざけると回復し、笑顔も出て、親と関わり合いを持つようになるのです。だから、親がスマホを使うなとはいいませんが、子どもに勝手に使わせて、スマホ漬けにすることは避けるべきだと思います」
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忙しさにかまけて、ついスマートフォンの子育てアプリに頼るケースも増えているようである。たとえば、「おにから電話」というアプリがある。子どもが言うことをきかないとき、寝ないとき、歯磨きをしないとき、片づけをしないとき、薬を飲まないとき、これを起動すると、着信があり画面に鬼が出てくる。これを子どもに見せて効果があれば「拒否」、効果なしなら「通話」ボタンを押す。すると鬼が電話口から「また言うことをきかないんですか」とおそろしい顔をこちらに見せて、「こら! 言うことをきかないと、からいからい鍋に入れて食べちゃうぞ」などと脅す。小さな子は怖がって、泣き出したり、親に謝ったりする。