1. 2018/01/13(土) 08:52:41
致死性の感染症の急増が実は人工甘味料「トレハロース」によって引き起こされていたことを示す研究結果 - GIGAZINE
gigazine.net
過去にはそこまで重篤な患者を出していなかったのに近年になって猛威を振るい、1年間に3万人近くの死者を出す、という事態を引き起こしているバクテリアが「クロストリジウム・ディフィシル」。抗生物質の効かない「スーパーバグ」との関連性も考えられていたのですが、最新の研究で人工甘味料のトレハロースが患者急増を引き起こしている可能性が示されました。
2000年頃からアメリカで患者が急増しだしたクロストリジウム・ディフィシル腸炎は、当初そこまで危険な感染症と思われていませんでしたが、突如として深刻な下痢症として猛威をふるいだし、2011年には年間50万人もの患者が発生し、うち約2万9000人が死亡しました。
出典:i.gzn.jp
抗生物質が効かない「スーパーバグ」がニュースとして報じられることも増え、研究者の中にはクロストリジウム・ディフィシルとスーパーバグの関連性を主張する人もいます。しかし、新たにNatureで発表された研究によると、クロストリジウム・ディフィシルの変化はバクテリアが新たな武器を手に入れたのでも抗生物質の力が弱くなったのでもなく、甘味料として使われるトレハロースにあると見られているとのこと。
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出典:i.gzn.jp