1. 2017/12/13(水) 12:18:31
貴ノ岩が「ガチンコ力士」であると公言し、それに誇りを持っていたことは「週刊新潮」12月7日号でお伝えした通り。
「自分のことだけではなく、同じモンゴル出身の玉鷲についても“ガチンコ”だと話すこともありました。また、“俺はガチンコで小結か関脇になる”とも言っていた。ガチンコで大関や横綱になるのは難しい、と考えているのでしょう」(同)
出典:amd.c.yimg.jp
「取組前は、同郷の大先輩である白鵬が稀勢の里と優勝争いをしているのだから、さすがに貴ノ岩も“空気を読む”のではないか、という見方が大勢を占めていた。ところが……」
と、相撲ジャーナリスト。
(中略)
白鵬が屈辱を味わったのは土俵の上だけではなく、
「初場所が終わると、貴ノ岩は“俺はガチンコで横綱白鵬に勝った”と周囲に言って回るようになった。それを耳にした白鵬は当然、激怒しました」(同)
白鵬が優勝回数など複数の記録を塗り替えて賞賛されてきたことにも疑問を呈していたという貴ノ岩。“大横綱”は、目障りな存在である彼に説教する機会をうかがっていたのだろう。
+616
-14
11月30日に行われた相撲協会の理事会で、危機管理委員会から発表された元横綱日馬富士の暴行問題についての中間報告。被害者の貴ノ岩への聴取が叶っていない段階での「中間報告」にどれほどの意味があるのかは定かではないが、それはともかく、そこにはこんなクダリがある。一次会で横綱白鵬(32)が貴ノ岩に対し、9月の粗暴な言動を説教――。ではその粗暴な言動の“根っこ”の部分には何があるのかを探ると、今年初場所、初顔合わせとなった白鵬vs.貴ノ岩の一番に辿りつくのだ。