1. 2017/06/25(日) 19:56:41
「キン肉マンは漫画のリバイバルブームを引っ張っている作品の一つ」。京都国際マンガミュージアム研究員の伊藤遊さん(43)はそう話す。
「北斗の拳」や「聖闘士星矢」など、ジャンプが飛躍的に部数を伸ばした80年代に人気を博した漫画は、その後、掲載誌を変えて「復活」し、続編や前日談などが描かれている。伊藤さんは「子供の頃に読んでいた世代が編集者になって、面白い漫画だったからもっと読みたいというシンプルな発想が元だと思うが、このパターンがヒットした。これまでにあまりなかった新しい現象ですね」。
出典:www.asahicom.jp
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1980年代に子供たちを熱狂させた漫画「キン肉マン」が今、ブーム再燃とも言える盛り上がりを見せている。87年に終了した連載の続編がネットで復活したことが大きいが、その背景には漫画と社会の関係性の変化が見て取れる。 5月中旬、ツイッターのトレンドワードで「キン肉マン」が1位となり、話題となった。2011年に復活した“元祖”の続編「完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)編」の最終回がネットに掲載されたためだ。 連載は79年、週刊少年ジャンプ(集英社)で始まった。作者は嶋田隆司さんと中井義則さんの漫画ユニット「ゆでたまご」。