1. 2017/02/19(日) 09:19:55
「飛び出し」「通学時間帯」「自宅から1キロ圏内」――。交通事故総合分析センターに依頼し、歩行中の小1の死傷事故について2015年までの5年分、8944人のデータを分析した。男の子が6097人、女の子は2847人と男の子が2倍を超えた。
道路交通法が定める違反別に事故原因をみると、「飛び出し」が37%で最も多く、横断歩道が近いのに別の場所を渡ったなどの「横断違反」が16%。一方、運転手側に信号無視や前方不注意などの違反があり、歩行者側に違反がないケースが39%あった。通行目的では「登下校中」が最も多く、次いで「遊戯中」が多かった。遊戯中の飛び出しの割合は登下校中の倍近くになる。
出典:www.asahicom.jp
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歩行中の交通事故の死傷者は小学1年生が際立って多い。公益財団法人「交通事故総合分析センター」に朝日新聞が依頼して事故データを分析すると、こうした傾向が見えた。小学校の入学を機に親から離れての行動が増える一方で、外歩きの経験が浅く、危険を認知する力がまだ十分でないことなどがうかがえる。