太宰治作品について語るトピ。

[1. 匿名]

自身の心中や「人間失格」のイメージが強過ぎるのもあり、暗い重いネガティブと敬遠する人も多いでしょうが、、、

私は個人的に「女生徒」や「燈籠」といった、女性の告白本小説が太宰作品に於ける白眉ではないかと考えています。その繊細で流麗な文章は何度も読み返したくなる見事なものだなと。

[2. 匿名]

味の素を雪のように

[3. 匿名]

ろまん燈籠とか御伽草子のユーモラスな短編が好きかな
人間失格とか津軽とかはそこまで好きじゃない

[4. 匿名]

ガルでいろいろな方からお知恵を拝借されていたと教えてもらいました。

[5. 匿名]

グリンピースのスウプ

[6. 匿名]

夜中に外から中原中也に「バーカバーカ」言われて布団被って泣いてた人だっけ？

[7. 匿名]

>>6
中也ひでえや

[8. 匿名]

「チャンス」が好き
めんどくさいことぐだぐだ言ってて面白かった

[9. 匿名]

恥の多い生涯を送ってきました。

[10. 匿名]

>>1
小説家が使いそうな言葉遣いですね。

[11. 匿名]

さくらんぼお墓にお供えしたい

[12. 匿名]

家が近所です✌️

[13. 匿名]

大金持ちの家に生まれたけど、女中のタケさんに育てられ、親の愛情を知らないっていう生い立ちが本人および作品に暗い影を落としてるし、心中マニアになったのも生死を賭けた試し行動みたいな感じがする

[14. 匿名]

駆け込み訴えが好き

[15. 匿名]

[16. 匿名]

>>3
ろまん燈籠の兄弟いいな。一番下の弟が高校生なのにまだ仲良くリレー小説書ける関係てのが。

[17. 匿名]

トピ立つタイミングにビックリ
太宰は殆ど読まないのに丁度いま短編の桜桃読んだとこだ

[18. 匿名]

「トカトントン」て音が聞こえるたびに情熱失くす話好き。

[19. 匿名]

>>16
一番下の弟は強がったり拗ねたりお姉さんにヘルプ求めたりドタバタしてカワイイ

[20. 匿名]

[21. 匿名]

クソ重いんだろうなあと「人間失格」避けてて最近ようやく読んだけど、ものすごく人間らしいなって思ったわ。
最終的にいつも人を巻き込んでしまうのは本当に駄目な悲しい人だね。

[22. 匿名]

生まれてすみません

なんてこと本当に書いたのかな

[23. 匿名]

>>1
わたしも女性独白体が好き〜

皮膚と心、ヴィヨンの妻とか

[24. 匿名]

>>1

[25. 匿名]

走れメロスみたいな友情を求めてたのかな

[26. 匿名]

乞食学生という作品が軽快で明るい感じで印象に残っています。戦時中に書かれたのですね～

[27. 匿名]

出典：pbs.twimg.com

出典：pbs.twimg.com

[28. 匿名]

あまり、というか全然知らないんだけど、子供の時に読んだ「斜陽」はグリーンピースを裏ごししたスープとおむすびが美味しそうで30年経っても忘れられない。マナーを破ってスプーンの先から飲むのがミソ。

[29. 匿名]

>>20
この写真、一番渋くてかっこいいですね～

[30. 匿名]

>>1
晩年悪そうな人相。顔の下半分が貧弱。
そういう顔のほうが比較的イケメンではあるけど。

[31. 匿名]

悶々日記すき
可愛い

[32. 匿名]

>>19
そして長男の文体は常に説教臭くなる。

[33. 匿名]

いつか金木村の斜陽館に行って見学してみたいですね～

[34. 匿名]

>>22
『二十世紀騎手』のサブタイトルとして使われてるフレーズだけど、実は盗用…

[35. 匿名]

「トカトントン」って話なかった？
すごく印象に残ってる
「トカトントン」って音がすると、とたんにやる気がなくなる話

[36. 匿名]

その人の生まれ持った性格にもよるけど性被害はその後の人生に大きな影を落とすね
金持ちで美男子で文才もあって未来は明るかったはずなのに

[37. 匿名]

青森県金木にある【斜陽館】は凄い豪邸です。選ばれし者の恍惚と不安我にありって…かの豪族に産まれた故ですかね。

[38. 匿名]

暗く思われがちだけどめちゃくちゃユーモアのセンスある人だと思う。
本人はきっと話がおもしろい人だったんだろうな。

[39. 匿名]

>>13
分かりやすいボーダーな気がする。井伏さんは悪人ですを、その言葉通りに受け止めた人も多かったみたいだから、井伏鱒二にはただただ同情する。

[40. 匿名]

>>33
めちゃくちゃ素敵でしたよ。
なんつーとこに住んでたんだよ！って声出ました。

[41. 匿名]

>>36
そうだね
幼少期の性被害は、人生を狂わすね
女中と下男にイタズラされたんだよね

[42. 匿名]

>>35
あるよ〜
いいよね

最後の作家からの返事が辛辣すぎて笑える

[43. 匿名]

>>27
「マタイ十章二十八」
が途中に入らないと太宰じゃないな

[44. 匿名]

>>20
心中して助けられた時に警官から「いやあ男前だ。あなたみたいな男前だと女性にもてて大変でしょう。こんな事にもそりゃなるよね‥」みたいな事言われたんだよね。

[45. 匿名]

>>38
それ思います。

よく暗いとかダメ男とか言われがちだし、そういう面もあっただろうけど、知り合いだったら凄く面白いおじさんだったとおもう！

かなりユーモアあるよね

[46. 匿名]

>>7
何があったん？

[47. 匿名]

>>20
いつも困ったような表情だね。

[48. 匿名]

>>42
あるんだね！
ありがとう

[49. 匿名]

>>46
中也が治を気に食わなくてイジメた
「青鯖が空に浮かんだような顔しやがって」と罵ったのだが、悪口までさすが詩人

[50. 匿名]

>>49
悪口言うなら
私もこんなセリフ言ってみたい

[51. 匿名]

>>41
いたずらされたって、どういう事だったのでしょうか? おちんちんを弄ばれたという事なのでしょうか? 学生時代に読んだ時、少し気になりました。

[52. 匿名]

>>38
機能不全家族の子供に見られる一面でもあるよ。本人も「道化師を演じてた」みたいなことを書いてたけど家族のなかでお調子者の役目を引き受けて自分の心を保ってる。もちろんユーモアがあるからできることでもあるけど必ずしも理想の自分ではない。

[53. 匿名]

作品ではなくパンですけれども。
弘前に行ったら「人間失格」パン売っていた。「走れメロス」パン(黒糖味)もあったよ

[54. 匿名]

未完のグッド・バイが好きだな。
他の作品で小論文書いたり色々読んだりしてもなぜかあれが心に残ってる。

[55. 匿名]

>>45
実際会った人のエピソードによると、サービス精神旺盛な感じの良い人だそうです。それと同時に優しくて相手を拒否できない人でもあるそうです。

[56. 匿名]

走れメロスって友人がいい奴過ぎる
普通だったらメロスボロクソに言うわ

[57. 匿名]

>>3
「人間失格」一度は読んでおこうと読んでみたけど
なんだか気分が落ち込んでしまった。
鬱が感染るみたいな。メンタルやられる。

[58. 匿名]

芥川賞が欲しくて欲しくて、選考委員に超長文の手紙送って泣きついたという俗物丸出しのエピソード好きw

[59. 匿名]

>>3
グッドバイが好き、すごい面白くて最後まで読みたかった
せめて仕上げてからにしてほしかった

[60. 匿名]

>>53
これ本みたいな箱に入った特別仕様で去年イオンに売ってた

[61. 匿名]

>>49
太宰って色んな人から嫌われてない？

[62. 匿名]

芥川龍之介って書きまくったノートが好き

[63. 匿名]

>>13
使用人に虐待されてたのが大きい気がする

[64. 匿名]

>>61
病んでる人だもん。昔は分からなかっただろうけど愛着障害とか抱えてて白黒思考で思い込みも強かっただろうし。作家によくいる変わり者とはまた違うだろうね。

[65. 匿名]

個人的な意見ですけど、最後の人間失格とか志賀直哉の悪口みたいなのは書かなかった方が良かったのではと思います。作家、文豪としての印象をけがした様な感じがしてしまいます。

[66. 匿名]

太宰ファンは太宰の何一番惹き付けられてるんだろう?人生が切なすぎて作品全部が悲しく見えちゃうんだけど。

[67. 匿名]

本妻の娘、愛人の娘、二人とも作家になってるのがすごい。

[68. 匿名]

>>58
太宰好きだけど、石川達三の受賞作もすごく良い作品だから、このエピソードは彼らしい黒歴史系エピソードだなあと微笑ましくなってしまう

[69. 匿名]

瀬戸内寂聴がエッセイで書いていたけど、正妻の娘の津島佑子と、愛人の娘の太田治子が女学生の頃、2人で連絡を取りあって喫茶店で待ち合わせたらしい。
どちらかがトイレで手を洗っていると、鏡に自分そっくりの顔が写って、お互いの存在に気づいた、て詩的だけど残酷な話…

そして、太田治子って何かもう名前からして太宰の娘、て感じがする事に今気づきました…

[70. 匿名]

この前、この人が書いた新ハムレットの舞台観たけど、太宰らしく面倒くさくてグダグダぐちぐち言ってて面白かった🤣

[71. 匿名]

>>61
三島由紀夫にきっぱりと「あなたの文学が嫌いです」と言われてたっけ

川端康成には「作者目下の生活に不穏な陰ありて」とかなんとかで、素行が良くないから作品も評価出来ないと言われて芥川賞受賞させて貰えなかったり

[72. 匿名]

滅びゆくものは皆美しい。
女性を口説く時に言ってたとか。

[73. 匿名]

人間失格とか暗いのしか読んだこと無いから、太宰＝自虐に見せかけたとんでもないナルシストってイメージだったわ
別の本も読んでみようかな

[74. 匿名]

走れメロスは精神が安定してる時に一気に書いたそうな。

[75. 匿名]

>>66
太宰本人のキャラは好きじゃないけど
あの文体は凄いと思う
テンポの良さやユーモアの混ぜ具合とか今の
小説にも応用できる
実際活躍中の作家で参考にしてる人は多いだろうし

[76. 匿名]

>>71
私生活関係あるんや…
自分も太宰作品苦手だけどさ

[77. 匿名]

>>16
あの末弟ってどう考えても高校生とは思えないんだよな、なんだか小学生みたいな描写だし。

[78. 匿名]

よく見ると凄いイケメンって訳じゃないよね
芥川とかの方が顔は整ってる
でもその辺の隙がある感じも、ある種女性を
惹き付けるのかな

[79. 匿名]

>>78
昔は文士っていうだけでモテたからね。太宰なら作品も素晴らしいから好かれただろうし、会話も上手く同情引くのもお手の物だっただろうしね。

[80. 匿名]

人間失格が小説の中で1番好き
小学校高学年の頃に初めて読んで、家庭内の性被害が異常なことなのかもって意識させられたし学校での振る舞い方にも共通点が多かったから
人間失格が好きって人は厨二病wみたいに言われるのは嫌だなと思う
少なくとも当時の私は辛い家庭環境と似た人がいたんだって少しだけ救われた

[81. 匿名]

>>61
でも友達も沢山いたよ。それを言うと三島は思想的なこともあってもっと嫌われてたし。

[82. 匿名]

>>81
特に檀一雄は太宰のことが大好きだったね

[83. 匿名]

太宰治の家

[84. 匿名]

グッド・バイを最後まで読みたかった。

[85. 匿名]

>>33
斜陽館行きましたよ。
ものすごい立派な、お城ですねアレは。仏間の壁一面がお仏壇で、キンキラキンで立派でした。
ちなみに、斜陽館前の広場で食べたりんごアイスがめちゃうまだったです。

[86. 匿名]

>>85
確かにキンキラキン。

[87. 匿名]

>>1
分かる！
太宰治ってストーリーが暗いからと敬遠する人もいるけど、ストーリーなんかどうでもいい、
とにかく文体、表現力がその他の文豪と言われる作家ですら追随を許さないほど群を抜いてる！
ほんとにその情景が頭の中に映像として立ち上がるような感動を覚える
文を読んでる感覚さえ忘れてしまうような情景描写、心理描写は天才と言わざるを得ない
長文もいいけど、また短編がウィットに飛んでいて、クスッと笑えるような落語を聞いてるかのような起承転結の巧妙さに感服する
そして何よりこの人の作品はいつの時代でも古臭さを感じないんだよな
ここまでの天才は今後も出てこないような気がする
だから現代でも人気作家だし

[88. 匿名]

>>58
この絵って水木しげる？

こんな漫画描いてたの？めっちゃ読みたい笑

[89. 匿名]

>>71
三島由紀夫はある意味嫉妬とか同族嫌悪から嫌ってたと後に言ってたね
あれほどの才能持ってる作家もそうそう居ないとも言っていたし
川端康成も才能はあったけど私生活がだらしないからで落としてるし、
権威には嫌われてたけど誰もが才能は認めてたんだと思う

[90. 匿名]

>>2
カラスミ

[91. 匿名]

>>85
昔は旅館だったようですね、雪の季節に泊まって、囲炉裏で魚の串焼きを頬張りながら、地酒を呑んで、津島修治の少年時代に想いを馳せてみたかったです。一泊何万円もしたでしょうけれど。

[92. 匿名]

>>59
面白かった！
未完が無念過ぎる
小池栄子と大泉洋で実写化した映画も面白かった

[93. 匿名]

太宰を卒論にしたので、大学4年の時に斜陽館に宿泊しました。遠い記憶であまり覚えていないけど

[94. 匿名]

>>76
まさに「私生活が関係あるのか！」ってことで太宰は反論してた
「小鳥を飼い、舞踏を見るのがそんなに立派な生活なのか。」って比喩で言ったんだけど（太宰はこういう情に訴える文章が得意）、川端はそれもたぶん分かった上で「僕は小鳥は飼ってないです」って再反論してた

[95. 匿名]

富士には月見草がよく似合う

[96. 匿名]

10代の頃に好きすぎて、今見るとなんだか元彼みたいな気分になるわ

[97. 匿名]

>>93
すごいな〜私も卒論同じく太宰だったけど、そこまでの行動力はなかった。いつか行ってみたいな。

[98. 匿名]

富嶽百景が好きです

『富士なんかあんな俗な山』

特にこの部分が好きです笑

[99. 匿名]

合間に挟まってる短編が好きだったりする。

一つ、どの作品に収録されてたか忘れてしまった作品があってわかる方おしえていただけませんか？

母親と息子が銭湯に行くシーンがあるんですが、裸の息子が同年代の子より体が貧弱で、それを悲しく思う母親が無言で抱きしめるシーンがありました。

[100. 匿名]

料理屋の仲居さんかな
あわてんぼうで、しくじって
ばかりいるんだけど皆に愛され
キャラのお姉さんのラストに
しんみりなった
フラグ立ってたんだよね(T_T)

[101. 匿名]

背が高くてイケメン
今も昔も背が高い男はモテる

[102. 匿名]

教科書に載っていた富嶽百景が好きだった

[103. 匿名]

>>101
でも、虫歯だらけのミソッ歯だったんでしょ？大食漢だったらしいけど、歯が弱いから豆腐を好んで食べてたってw w ミソッ歯でもモテるって凄いな。

[104. 匿名]

>>101
身長175cmで脚が長かったらしいですね。

[105. 匿名]

好みかな？
私はやはりダントツで人間失格が好き。
ニキビを潰したやつから血が出て、それをハンカチで拭いたのを口で当てて結核風を装ったとこが好き。
なーんか、上手く言えないけどミステリー要素もある気がして（真実を隠しているが、時々鋭い人たちに見抜かれたような気のせいのようなシーン）、ミステリ好きとしては断然これが面白いと思った。
だから、ドストエフスキーも「罪と罰」が好き。

[106. 匿名]

>>105
自ら装ったんじゃなくて、勝手に取り調べ官が勘違いしたんだよ

血がついたままのハンカチで、取り調べ中に咳が出る口元押さえてたら結核と勘違いされて、優しくされて得したって流れだった

[107. 匿名]

太宰の生前から作品評価してた有名作家っていないの？

[108. 匿名]

ちょうど今、太宰治の作品を読んでいます。なんてタイムリー！主さん、ありがとうございます！

[109. 匿名]

>>107
師匠の井伏鱒二とかはそうなんじゃないの

[110. 匿名]

>>107
佐藤春夫に評価されてたってここに載ってる
水木しげる漫画の中に書いてあるよ
芥川賞はとれなかったけど

[111. 匿名]

>>1
津軽が好き

[112. 匿名]

>>103
口臭もキツそう

[113. 匿名]

>>22
生きてゆくから、叱らないで下さい
も好き

[114. 匿名]

>>99
「ヴィヨンの妻」ではありませんか？

私はこの子を銭湯に連れて行き はだかにして抱き上げて、あんまり小さく醜く痩せてゐるので、凄（さび）しくなつて、おほぜいの人の前で泣いてしまつた事さへ ございました。

のシーンだと思います。

[115. 匿名]

>>1

女生徒は女性から送られてきた日記に太宰がちょっと手を加えただけだった
気がするのですが…

[116. 匿名]

>>13
作品を読んでいると、父親と親子間のカサンドラ症候群だったように
感じてしまったのですが、思い違いですかね

[117. 匿名]

>>71
当時、太宰の住所は誰でも知ることができて若い作家志望の人たちが
よく集まっていたのだそう。
そこへ三島由紀夫も出かけて行った。
だから太宰に『嫌いといいながら、こうして家に来ているじゃないか』
と言われたのだそう。
悪口って興味が無い人のことはいわないから…

[118. 匿名]

>>78
人間的な魅力があるからだと思う
繊細で優しくて弱くてスマートで紳士的で精神病んでて…

『死ぬ気で恋をしてみないか？』なんて言うんだから

[119. 匿名]

>>47
不幸な幼少期を過ごして鬱だった人の顔とおんなじに見えたことがある

[120. 匿名]

>>25
太宰は戻らなかったメロスだけどねw
可哀想なセリヌンティウスは檀一雄

[121. 匿名]

短編の黄金風景が好き！
同じ人いないかなー

[122. 匿名]

親友交歓だったかな。読んでてイライラする感じが面白い。

[123. 匿名]

>>51
ジャニーズと一緒やん！

[124. 匿名]

饗応夫人。おもてなしに狂奔するお大家の奥さんと、どんどん増長していくお客の様子を見ているお手伝いさんの話

日本はおもてなしの国だからー云々と聞くたびに思い出す。

[125. 匿名]

男女同権という作品も良かった✌

[126. 匿名]

>>6
かわいいw