心を揺さぶられた短編小説

[1. 匿名]

皆さんの感動した小説を
教えてください
魂が浄化されたり、顛末に驚き
だったりした作品語りましょう

奉行と人相学（菊池寛）
はラストに来てホッとする話でした

[2. 匿名]

人間失格

[3. 匿名]

おもいでエマノン

[4. 匿名]

夢十夜

[5. 匿名]

[6. 匿名]

包帯クラブ

[7. 匿名]

斜陽

[8. 匿名]

堀辰雄の姥捨
凄く綺麗な短編だと思う
冒頭の「わが心なぐさめかねつさらしなや
をばすて山にてる月をみて」ていう歌もいい

[9. 匿名]

山本文緒の短編「マスオ」

エロとかではないところで興奮しちゃって、ドラマ化されてないのかなってきになっちゃった

[10. 匿名]

タイトル忘れたけれど、星新一のクリスマスのサンタの話

[11. 匿名]

そら『蜜柑』よ
灰色の世界に一瞬だけ鮮やかな色をもたらす投げられたミカン…
文字だけであんなに景色を描き出せるのかと
あれこそ文学ですよね

[12. 匿名]

太宰治「葉桜の魔笛」。
弟が使っていた教科書に載ってた。
弟は「セメント樽の手紙」の方が好きだったらしい。

[13. 匿名]

復讐　三島由紀夫

[14. 匿名]

米澤穂信　満願

[15. 匿名]

漫画だけど、萩尾望都の「半神」

[16. 匿名]

バナナフィッシュにうってつけの日

大学生のころ読んで衝撃的だった。最後、えっ！？となる。

[17. 匿名]

原田マハ　無能の人

[18. 匿名]

宮部みゆきさんの。

[19. 匿名]

ムーンライト・シャドウ
吉本ばなな

最後の一文にグッとくる

[20. 匿名]

[21. 匿名]

ももたろう

[22. 匿名]

星新一「一つの装置」ってお話

心が揺さぶられるというより考えさせられる
まるっきり現実味が無い話でも無いから怖くもある

[23. 匿名]

浅田次郎の鉄道員かな

[24. 匿名]

浅田次郎「五郎治殿御始末」
時代小説の短編の中で一番好き

[25. 匿名]

長めだけど、大江健三郎のセヴンティーンと政治少年死す
大江健三郎の小説としては読みやすかった
主題とは少しずれるけど
少年の家族のことを考えるといたたまれない気持ちになった

[26. 匿名]

>>9
読んでみたい！

[27. 匿名]

乙一　zoo 「陽だまりの詩」

[28. 匿名]

藤沢周平好き。
年とってから読むとますます沁みる。

[29. 匿名]

>>11
そらって人が書いた『蜜柑』かと思ったよ。ちなみにマイナスはしてませんよ。

[30. 匿名]

朱川湊人さんの
『花まんま』

ホラー味を帯びた切ないストーリー

[31. 匿名]

村上春樹の「パン屋再襲撃」とか「カンガルー日和」

[32. 匿名]

松本清張の『小説日本芸譚』の中の運慶と快慶の話
推理ものではないけど、最初から最後まで運慶に憑依して読ませる力を感じた

[33. 匿名]

宮部みゆき　「時雨鬼」
沢山の人の中に鬼がいる…鬼なのか人なのか
凄く余韻がある

[34. 匿名]

>>11
短く簡潔な文章の中で主人公（語り手）の心情の変化が手に取るように伝わってくるよね
最初は田舎臭い少女にネガティブな感情すら持っていたのに

[35. 匿名]

>>7
中編小説だよ

[36. 匿名]

ローレンス・ブロックの短編
エレイングラフシリーズが特に好き

[37. 匿名]

新美南吉の「最後の胡弓弾き」
時の流れによって変わって行くものたちへの惜別
もう戻らない思い出のかけら…

[38. 匿名]

>>23
鉄道員に入っている「うらぼんえ」も好きです。

結婚して親戚の集まりでイビられてる主人公の女の子を、亡くなったおじいちゃんが助けてくれる話。

私自身おじいちゃん子だったので、泣きました。

[39. 匿名]

>>5
恋愛小説みたいな歌詞

[40. 匿名]

　浅田次郎の「ラブレター」電車の中で読んで失敗しました
　涙が止まらなかった

[41. 匿名]

三浦綾子さん　「病める時も」

[42. 匿名]

江國香織
つめたいよるに

この本の中のどの短編も好きだな

[43. 匿名]

｢青竹｣山本周五郎

武将の話しなんだけど何の予備知識もなく読んで最後思わぬ結末でグッときた

[44. 匿名]

島本理生　野ばら

誰が悪いわけでもなく、でも心が痛くなる作品。
創作だとわかっているのに、どうかこの人がこの後幸せに生きていけますように、と読み終えた後しばらく本を持ったまま祈ってしまった。

[45. 匿名]

新美南吉「おじいさんのランプ」

私たちの時代も、長く生きていると変わって来たものが色々ありますね
ケイタイがスマホになったり…
自分が大好きな愛するモノを
皆が喜んで使って繁栄していくのが幸せだったのに
あるのが当たり前と思っていたモノの
利用価値がなくなって行くなんて…

[46. 匿名]

恩田陸　光の帝国常野物語
「達磨山への道」と「国道を降りて…」が特に好き

[47. 匿名]

レイ・ブラッドベリ
短編集「10月は黄昏の国」
傑作揃いですが自分は特に“みずうみ”が好きです。萩尾望都が漫画化してるのでそちらで知った方も多いのではないでしょうか。

[48. 匿名]

>>18
宮部みゆきさん好きだけど、これは読んだことないから気になる。
マイナスの多さも気になる。

[49. 匿名]

芥川龍之介「地獄変」

[50. 匿名]

短編小説か
のめり込んでは、あっという間に終わって（当たり前だけど）置いてけぼりされた気分
になっちゃうので苦手だけど、おすすめのを読んでみようかな

[51. 匿名]

スーホの白い馬

[52. 匿名]

有島武郎「小さき者へ」

[53. 匿名]

Oヘンリー「賢者の贈り物」
お金では買えない尊いモノを持っているうつくしい人たち

[54. 匿名]

エドガー・アラン・ポー
「本能vs.理性-黒い猫について」

[55. 匿名]

（これは良トピ）

[56. 匿名]

ベタですが『ごんぎつね』。
どんな話だっけ、て詳しく思い出しただけで泣けたし、姪っ子に絵本を読んでいて泣いた事もある。
新美南吉は凄い…
『おじいさんのランプ』も大人になって、就職してから読んだら凄く辛かった…

1番好きなのは『花をうめる』と『巨男の話』。

どれも青空文庫で無料で読めます。

[57. 匿名]

高瀬舟　森鴎外
　
安楽死条例を検討士よ検討して

[58. 匿名]

皆川博子『砂嵐』。
本当に数ページの掌編。
全集とかで無いと読めないので、手には取りにくいと思うけど、冒頭からラストまでひたすら息を詰めて読んだ…

[59. 匿名]

新美南吉「百姓の足、坊さんの足」
ガルチャンで時々トピが立って議論になるテーマ
因果応報はあるのか？
そんなものないという意見が多く
この世は不公平に出来ている
バチの当たる人と当たらない人がいるのは
一体何故なのか
というのは誰もが考えることなのでしょうか

[60. 匿名]

山月記
走れメロス

[61. 匿名]

赤江瀑　アンダルシア幻花祭

連城三紀彦　戻り川心中
田村正和さんでドラマ化萩原健一さんで映画化。
ドラマの田村正和さんが美しかったなあ。

[62. 匿名]

帰郷　浅田次郎

[63. 匿名]

>>12
『セメント樽の中の手紙』はわたしも好きです。切なさとゾッとする恐怖が詰め込まれてて、あんな短い文章で表現するのはすごいなあと感心する。

[64. 匿名]

>>18
なんでこんなにマイナス多いの
考えさせられるし面白い素敵な短編集ですよ
これの最後の「たった一人」が一番心を揺さぶられました
何度も読み返してます

[65. 匿名]

宮部みゆきならサボテンの花かなあ

[66. 匿名]

朱川湊人の昨日公園

[67. 匿名]

>>63
弟と話が合いそうです！
まさにその感想でした。なんとも言えないやるせなさとか、理不尽さとか、授業中にグサっときたそうです。

[68. 匿名]

浅田次郎のめぐり逢い
地味に好き。

[69. 匿名]

>>40
これです。短編で号泣したのあとにも先にもこれだけ

[70. 匿名]

>>21
尾崎紅葉の鬼桃太郎は面白かった。

[71. 匿名]

>>11
中学の時、教科担任の先生がめちゃくちゃ熱く語ってた。
灰色の世界に鮮やかな色が投げ込まれる、それに心を掴まれるって。
大人になってから理解できた気がする。
色彩もだけど、筆者の心の中の話というか。
なんか、文才なくてごめん。

[72. 匿名]

スティーブンキング
「刑務所のリタ・ヘイワース」

あと、お金持ちの奥さんと浮気しちゃって、報復で高層ビルの縁を一周歩くことになった男の話をたまに思います、一回しか読んでないんだけど

[73. 匿名]

哀愁が漂いまくってる作品教えて下さい！

[74. 匿名]

>>38
昔読んだきりだから間違ってるかもしれないけど、兄嫁さん？みたいな人のセリフも良かった気がする。
誰しもが自分のために決断できるわけじゃないよなって。妙なリアルさがあった。

[75. 匿名]

口紅　作者忘れた
愛人もいて家庭を顧みない上に、嫁には化粧などしない事を望む旦那に、病気の奥さんが口紅を欲しがるんだけど、買ってあげても口紅をさす事はなく…亡くなってしまう。
亡くなったその日、その口紅をさして、旦那さんの友達の夢に幸せそうに笑って消えてく。
旦那さんはその話を聞いて、泣きくずれる。
本当は奥さんは化粧して綺麗にしていたかったし、ひそかに友達に恋心を寄せていたんだな、だから口紅を欲しがったんだな。俺は嫁の何をみていたのか、今更思い知る

[76. 匿名]

>>53
「十年後」という話も渋くて苦くていいよー。

[77. 匿名]

三島由紀夫だったら、短編とは言えないかもしれないが近代能楽集より、葵上と卒塔婆小町が面白かった

[78. 匿名]

>>75
唯川恵 ため息の時間　にある短編かな

[79. 匿名]

>>78
そうかも知れない！ありがとうm(_ _)m

[80. 匿名]

宮本輝「星々の悲しみ」

[81. 匿名]

30年前の私
山田詠美　放課後の音符
Red Zone　が一番好きだった

[82. 匿名]

向田邦子も短編の名手よね
思い出トランプに入ってるかわうそとか、最後ゾクッとしたわ

[83. 匿名]

夏の葬列

おれは全くの無罪なのだ！からの目を覆いたくなる現実の突き付けがしんどくて忘れられない

[84. 匿名]

>>10
『ボッコちゃん』収録の「悲しむべきこと」かな

[85. 匿名]

>>11
芥川龍之介の蜜柑の事だよね

[86. 匿名]

>>82
私は「思い出トランプ」の中の『大根の月』が印象深い。若い頃読んだ向田邦子の本はどの話も忘れられない。

[87. 匿名]

>>11
私も好き！
(ほっぺ赤々だっせー田舎娘)×(蜜柑)=(神がこの世に遣わした奇跡‼︎なんと高潔な乙女‼︎)
に変わるのが大好き

[88. 匿名]

>>28
あたしは山本周五郎派だよ。
おたふく三部作がめっちゃ好きです。

[89. 匿名]

フィリップ・K・ディックのクッキーばあさん

[90. 匿名]

>>47
ブラッドベリはどれも素晴らしいけど
「霧笛」
は忘れられないな

[91. 匿名]

>>88
高倉健さんはエッセイで山本周五郎の短編「晩秋」を骨太で力強い作品と取り上げていましたよ。
そして黒澤明監督も自分の書いているシナリオに行き詰まると山本周五郎作品を読んでいたと紹介されていましたよ。

[92. 匿名]

重松清さんの「卒業」
泣きました…

[93. 匿名]

小説より漫画の方がもっとオモシロい

[94. 匿名]

>>73
月島慕情　浅田次郎

[95. 匿名]

吉本ばななさん
ムーンライト・シャドウ

すごく沈んでる時に何回も読みました。

[96. 匿名]

浅田次郎のマダムの喉仏

[97. 匿名]

法月楽天銀行の倫太郎の黒衣の家
高校生の時に読んでめちゃくちゃ衝撃を受けた
この話が載ってる短編集は面白い話が多いのでオススメ

[98. 匿名]

一房の葡萄　　　有島武郎

[99. 匿名]

太宰治「富嶽百景」

高校の教科書に載っていて授業でもやった。
最後のシーンが本当に好き。ちゃめっけというか、いたずら心というか、思わずふふふと笑っちゃう。

[100. 匿名]

谷崎潤一郎「秘密」
ヘルマン・ヘッセ「青春は美わし」

[101. 匿名]

このとぴで紹介された短編全部読んでみたい
とりあえず新美南吉読む

[102. 匿名]

『奈落の戀』

「青月記」収録（榊原史保美、著）

BL色が強いと聞いて邪な気持ちで読み始めた短編集なんですが、この中に入っている『奈落の戀』が、ほんとに切なくて苦しくて心に沁み渡るお話でした。たくさんの人に読んで欲しい。
けっこう昔の本です。

[103. 匿名]

絲山秋子の「ベル・エポック」
教科書に載ってた。
泣ける・感動するわけじゃないけど女子ならきっと共感できると思う。

[104. 匿名]

中山可穂「悲歌 エレジー」

[105. 匿名]

>>18
これ、物悲しくて後味悪い

[106. 匿名]

岩井志麻子
忌わ野

[107. 匿名]

>>28
映画の影響で隠し剣孤影抄と隠し剣秋風抄を読んだのですがどの話も面白くて一気に惹き込まれました。
自分がこんななね時代小説にハマるとは思いませんでした。

[108. 匿名]

>>93
場違いなコメントしてないで、ちゃんとアニメトピにいってもらっていいかな？

空気読めない人嫌われないか？

[109. 匿名]

>>93
空気っていうより日本語が読めない(笑)

[110. 匿名]

>>93
あなたは短編ですら小説も読めない人なのでしょうね……

[111. 匿名]

岩井志麻子さんの
ぼっけえ、きょうてえ
どの話もドキドキしながら読んだ。その後岩井さんの本を読み漁りました。

[112. 匿名]

シュトルム　　みずうみ

せつないストーリーともに
みずうみの湖底の描写が頭に
見えてくる不思議な作品

[113. 匿名]

>>80
沁みるよね

[114. 匿名]

タイトルとか忘れちゃったんだけど、海外の短編集に入ってた話で、地球滅亡する日の話
終わりの方の描写がジーンとくる美しい話だった

[115. 匿名]

泉鏡花の「外科室」
一切の無駄がないし、古語みたいな文体がよく効いてる。それでいて現代人にも読みやすい
文学って芸術なんだな、と感動して何回も読み返してる

[116. 匿名]

新井素子さんの「あたしの中の」
だったと思うのですが。
事故にあった主人公の女性が意識を回復。
周囲が涙を流して喜ぶ中、本人だけが妙な違和感にとらわれる。
大怪我からの奇跡的な帰還。
その違和感の秘密とは。

めざましい科学技術の発展に小さな個人の視点から警鐘を鳴らす作品です。

[117. 匿名]

>>116
おばあちゃんが出てくるやつだよね？
それ多分「今はもういないあたしへ・・」じゃないかな

[118. 匿名]

>>117
すみません！そうです！
訂正ありがとうございました。

[119. 匿名]

>>23
ラブレターで号泣した

[120. 匿名]

>>27
乙一だと角川文庫版の「失はれる物語」の表題作と「しあわせは子猫のかたち」が好き。

[121. 匿名]

>>78
横だけど、こんな早くにアンサーが！すごい！
読書トピって本当に本好きな人多いし、こうやって忘れた本も答えてもらえたり良いよね。平和トピ。いつも読書系トピは見て、読みたい本チェックしてる！

[122. 匿名]

>>121
さらに横だけど、過去トピでレスバあるよｗ
ブロられてるのかオススメされたことなくて悲しいけど、読書総合採用されなくてつらいわー

[123. 匿名]

>>122
え？！
レスバ？！なんでだろう。おすすめされて気に入らなくてーとか批判されてーとか？
めっちゃ気になる笑　読書トピなんてめっちゃ平和なのにねえ。ただ伸びないよね、、、。涙
みんなのおすすめもっと知りたいよー
ここ見て宮部みゆきの取り残されて、と島本理生の本借りたよー

[124. 匿名]

>>18
これを書きに来たのに何故マイナス！？悲しいラストではあるよね。読後「この気持ちをどうしてくれるんだあぁぁぁぁ～！！」ってなった。

[125. 匿名]

山本周五郎の「金二十両」
ちょうど実生活で人に裏切られた事があって絶望ぎみになってた時に読んだら、正に小説中の主人公も同じような心境にあり引き込まれた。

[126. 匿名]

国木田独歩　「忘れられぬ人々」
国木田なんて教科書に載ってる様なかび臭い感じがして読む気にもならなかったんだけど、ふとした機会に読んでみたら「あるある！」ってめちゃくちゃ共感した。過去を振り返ってみて、大事な出来事や人はどうしても思い出せないのにどうでもいいモブみたいな人が妙に印象に残ってたりする事ってありますよね

[127. 匿名]

志賀直哉の灰色の月

[128. 匿名]

女か虎か

[129. 匿名]

>>72
それも読んだけど（高層ビルのふちを歩く話）
違う作家でギャンブルかなんかの借金返済を迫られてビルのペントハウスから外に追い出されて
ぎりぎりで機転がきいて助かるっていう話もあるんだよ
なんかビルの上で外に出されるって設定の話はもう一つ読んだけど（電気をショートさせて近所中が騒いで原因がわかって助かるとか言う話）
そのビルのふちを歩く話にインスパイアされたのかな？

[130. 匿名]

>>128
リドルストーリーですね

[131. 匿名]

>>116
凄いこわいお話だった感じする

[132. 匿名]

>>19
ばななさんはどれもイイ