「歴代・芥川賞受賞作」について語るトピ。

[1. 匿名]

昨日直木賞トピがあったので、芥川賞の方も立ててみました。好きな作品・お勧め作品等語りましょう。

先ず私は1977年受賞作、宮本輝さんの「螢川」を挙げます。宮本輝さんのファンになる切っ掛けとなった、印象深い秀作で、未読の方にもお勧めしたいと思います^^

[2. 匿名]

拗らせた学生時代だったからか、綿矢りさの「蹴りたい背中」の主人公の気持ちめちゃくちゃ共感しました

[3. 匿名]

スクラップアンドビルド 羽田圭介
火花 又吉直樹
コンビニ人間 村田沙耶香
破局 遠野遥

この4作品は読みました

[4. 匿名]

大江健三郎の飼育

[5. 匿名]

川上弘美の蛇を踏む
仏壇屋でバイトしたい

[6. 匿名]

むらさきのスカートの女

[7. 匿名]

昔、河野多惠子の蟹を読みました。

[8. 匿名]

>>6
読んだけど、そんなにいい？？て思っちゃった

[9. 匿名]

芥川賞は好きじゃないな。大した経験をしてないのに人生を語る感じが。

[10. 匿名]

山本道子の「ベティさんの庭」
切ない雰囲気が心に残っています。

[11. 匿名]

>>6
出てくる女が不気味なのよね。
あとホテルメイドの描写がリアルだつたな。

[12. 匿名]

おらおらでひとりいぐも

[13. 匿名]

松本清張が獲ってたってのが意外、でも名作
或る「小倉日記」伝

[14. 匿名]

池田満寿夫 エーゲ海に捧ぐ

映画も観てみたいなー

[15. 匿名]

>>9
では橋田壽賀子とか読んだらどうだろう。

[16. 匿名]

金原ひとみと綿矢りさのダブル受賞は覚えてるなー
どうしても2人じゃなきゃならなかったのか？

[17. 匿名]

中上健次 岬

[18. 匿名]

堀江敏幸の『熊の敷石』

堀江氏の一般的な知名度って低くないですか？
別作品の『雪沼とその周辺』はセンター試験にも登場したし、『なずな』は良い育児小説だし

映画『花束みたいな恋をした』に、堀江氏の名前と作品が登場して驚いた記憶があります

[19. 匿名]

西村賢太
苦役列車
私小説のトップランナーの早すぎる死を心から残念に思う。

[20. 匿名]

奥泉光「石の来歴」

[21. 福岡県民]

私の地元だと 火野葦平　アフガンで亡くなった中村哲氏は甥。松本清張、佐木隆三、平野啓一郎氏この前来北して公演してたね　他にもいるけどとりあえず　結構いるんですよ

[22. 匿名]

第43回の候補作だった倉橋由美子のパルタイ、好き。

[23. 匿名]

村上龍の「限りなく透明に近いブルー」の文体が文学少女だった私には衝撃的だった。

[24. 匿名]

郷静子
れくいえむ
東京空襲により被災する人々の悲惨。反戦小説の傑作。

[25. 匿名]

柏原兵三
徳山道助の帰郷
帝国陸軍による中国での戦争犯罪を明確に描いている唯一無二の作品。

[26. 匿名]

林京子
祭りの場
爆心地から1.4キロの長崎市大橋町で被爆した実際の体験をもとに書いた作品。 自身の被爆体験と死にゆく人々の凄惨な描写の衝撃は、初読から47年たっても忘れられない。

[27. 匿名]

>>12
知人に勧められたんだけど面白い？

[28. 匿名]

>>8
今村夏子は他の作品の方がいい。「こちらあみこ」等

[29. 匿名]

>>9
そんなに人生語ってるか？人間のどうしようもなさとか刹那的な人生の瞬間とか割りと謙虚に淡々と描いてるものが多いと思うけど。
文体が技巧にこりすぎて教養をふりかざしてるな、気取っているなと感じることはあるけれど

[30. 匿名]

>>16
出版業界の話題作り感がハンパなかった

[31. 匿名]

>>23
そんなに独特の文体だったっけ…？

[32. 匿名]

>>27
面白かったですよ
考えさせられながらもほっこりする系

[33. 匿名]

昭和１０年、第一回芥川賞受賞作
石川達三「蒼氓」
国策でブラジルに移民する人々を描いた昨日です。

今調べて初めて知ったのですが、３０歳の時の作だそうです。
昭和１０年の作品だということも初めて知りました。

高校生の時、作文の宿題のために読みましたが、古さはまったく感じず、
一気の読了した覚えがあります。

第１回芥川賞といえば、
太宰治が落選して川端康成に逆切れしたエピソードも
有名かと思います。

[34. 匿名]

>>29
文体が技巧にこりすぎて教養をふりかざしてるな、気取っているな

平○啓○郎「日○」のことかーッ！

[35. 匿名]

推し燃ゆ。面白かったけど、推し活にのめり込みすぎると危険だと思った

[36. 匿名]

>>30
そんな綿谷さんも今や官僚の奥様ですわよ

[37. 匿名]

砧をうつ女
大学で金城一紀のGOについてのレポート書いたとき、他の在日文学も参照することになって、そこではじめてこの作品を知りました

[38. 匿名]

大城立祐
カクテルパーティー
良心的すぎる主人公がやや類型的だが、米軍占領下の沖縄の人たちの苦悩が赤裸々に語られている。

[39. 匿名]

>>29
手記とか好きだから凡人が書く純文学の薄っぺらさが苦手。葛藤が安い。

[40. 匿名]

>>16
二作受賞ってどっちも決め手を欠いててどっちか一作だけの受賞じゃ恰好がつかない時になりがち。金原・綿矢の時は話題作りの目的が大きかったかもしれないけど。

[41. 匿名]

>>11
今村夏子さんが昔小説家になる前に同じホテルでメイドしてて一緒に働いてた事あります。小説家になって芥川賞取ったと聞いてびっくりしたな。

[42. 匿名]

>>29
教養をふりかざしてるな、気取っているなと感じる作品もそんなに多いとは思わない。

[43. 匿名]

おいしいご飯が食べられますように。

体調不良を理由に仕事をしょっちゅう休む女性(可愛い、守りたい感じの人というか、無意識にか弱さを武器にしてる？)
↑の彼氏(色々拗らせてる。多分あんまり彼女のこと好きじゃない)
仕事は出来るが甘え下手な女性(なんとなく器用貧乏)
の三人が中心となって話が進む。
こうして書くとちょっとベタな気もしますが、凄くリアルでした。
日本のどこかで日々繰り広げられてるモヤモヤを、やや大袈裟に丁寧に書いています。
全員いい人たちなんですけど、ちょっとずつ悪い部分があるんですよね。
お互い様とか便利な言葉だなと思いました。
元気が出るような明るい話ではないこど、結構共感できて良かったです。

[44. 匿名]

>>37
李恢成の大作、「百年の旅人たち」は戦後の文学として優れた作品だと思うよ。

[45. 匿名]

>>31
横。なんかヌルヌルしてるんだよね。←表現力なくてごめん。

[46. 匿名]

綿谷・金原以前にも広告代理店上がりの人が受賞したりしてるから・・・

[47. 匿名]

>>32
ありがとう
気持ちが落ち気味で暗い話は嫌だなって思ってるけど、ほっこり系なら大丈夫かな
お正月休みに読んでみる

[48. 匿名]

ちょうど今、第六回の受賞作である火野葦平の糞尿譚を読んでる。

[49. 匿名]

宇能鴻一郎 「鯨神」

まさか後年ああなってしまうとは・・・

[50. 匿名]

米谷ふみ子
過越しの祭
ユダヤ人の配偶者との文化、宗教などに纏わる違和感を軽妙な関西弁で独白する文体が極めてユニークで面白かった。

[51. 匿名]

「蹴りたい背中」読みました。
初めて読んだ時が小学生だったので、視野の狭い当時の自分には、蜷川が不気味に見えてしまった。

[52. 匿名]

コンビニ人間好きだなぁ。ああいう作品をもっと読みたい！！

[53. 匿名]

>>6
黄色いカーディガンの女だっけ？

[54. 匿名]

>>34
奥さん美人だよね！

[55. 匿名]

芥川龍之介賞
田中しんや
「共喰い」
高校生の息子が先に読み、感想聞いたら、腹痛起こしたような、なんとも言えない複雑な表情した

私も読んで息子の気持ちがよくわかった😟

[56. 匿名]

>>3
破局読んでないなあ
文藝春秋に全文掲載されるから買ってるけど
買いそびれた回かな

[57. 匿名]

>>36
この人ほんとに抜け目ないというか
上手いよなあ

[58. 匿名]

『ポトスライムの舟』津村記久子さん。
当時は芥川賞に関心がなくて読まなかったけど、読んでからはずっとファン。
エッセイや短編、読書感想などいろいろ出してくれるのもありがたい。

[59. 匿名]

>>30
綿矢さんと同世代だけど、当時10代の私でさえそれは感じた。

[60. 匿名]

>>19
本当にそう思う。そして石原慎太郎の解説がとても良かった。お二人とも鬼籍に入られてしまった…。

[61. 匿名]

昔、芥川賞受賞作をまとめた芥川賞全集が出てたよね。時代の流れがわかっていいかも。

[62. 匿名]

『夏の流れ』丸山健二
死刑の制度や執行の議論を見聞きすると、たまにこの作品を思い出します。
丸山さんの『正午（まひる）なり』は、プロ野球の金田正一さんのご子息の賢一さんの主演で映画にもなりましたね

[63. 匿名]

【芥川賞に纏わる雑話】
石原慎太郎氏の受賞に反発し純文学の筆を折った小島直記氏は、その後人物評伝を究め、『無冠の男』『回り道を選んだ男たち』『出世を急がぬ男たち』など一風変わった味のある仕事をしました。

[64. 匿名]

>>52
これが好きなら、村田さんの他の作品もだいたい面白いのでオススメ

[65. 匿名]

>>3
スクラップアンドビルド大好き。
ひとに勧めても共感されたことはないけど、一番好きな小説かも。羽田さんの文章が自分に合ってて読みやすいし、ブラックユーモア的要素があって何回読んでも笑っちゃう！

[66. 匿名]

>>3
五万人足らずの小さい町の図書館だけど必ず、遠野遥の本入る。
父親のこともあるし芥川賞作家なのもあるけどマニアックなのにとは思う。
違う意味の現実逃避出来て面白いけど

[67. 匿名]

藤野可織　「爪と目」
じわじわ怖くて面白かった！他の短編も好き。

[68. 匿名]

>>41
えーーーすごい！
今村さん、才能あるこれからの作家さんだと思っています。

素はどんな方なんですか？

[69. 匿名]

>>41
今村さんの方がホテルでは先輩で時々同じフロアで仕事させてもらいましたが、すごく気さくで優しく話しかけてくださって仕事もテキパキできる憧れの先輩でした。とても素敵な方でしたよ。

[70. 匿名]

>>69アンカー間違いスミマセン>>68さんへの返信です

[71. 匿名]

>>16
この時の受賞の件について、石原慎太郎が「この中にとんでもない駄作がある。誰とは言わないけど」と言ってた。

[72. 匿名]

>>71
誰なのさ

[73. 匿名]

>>72
誰とは言わないんだってw 石原慎太郎が言ってたよw

[74. 匿名]

>>63
ＳＦの大家・小松左京氏は―所謂純文学作家に対するコンプレックスが有ったのか無かったのかー「芥川の創作は古典からの翻案が多いし、彼が今生きてたら、芥川賞が獲れたかどうか怪しいものだ」という風な発言をして、一部で物議を醸したことがある

[75. 匿名]

>>63
そういう作家の方がいらっしゃったのですか。
(選考過程に何があったかは知りませんが)これが芥川賞作品…？という疑問は自分ごときにも…。

「太陽の季節」は(嫌いと書くのも一種のＰＲになってしまうのが腹立たしいが……)
障子のシーンが有名だが、　
ラストの竜哉の英子への仕打ちがどうにも胸糞悪い、身勝手さしか無い、その身勝手さを作者が客観視すらしてんだかどうだか……？
そして石原慎太郎氏(が故人になってしまって少々言いづらいが)ご本人こそ
「コレを書いといて(思考大して変わってなさそうな)アンタが言うなよ❗💢w」と突っ込まずにはいられなかった、色々ダブスタなお方……。

[76. 匿名]

『父が消えた』尾辻克彦

[77. 匿名]

>>76
故・赤瀬川原平氏の別名ですね。

自分も書こうかと思ってました、一瞬自分が書いたのかと思った！？😅が、
この作品は読んだ当時は結構面白かった気がするのに、今は正直木(ヒノキ)製？風呂桶水漏れ💦のシーン以外思い出せず🤔自粛……😓
再読してみようかな……？

赤瀬川名義の超芸術トマソンや🌸桜画報🐎辺りの文章や高密度線描(漫)画の頃の作品が好き。ほぼどれ読んでも見ても(主に屁？理屈がw)滅茶苦茶面白かった。🤣
ご存命中にひと目でも拝んでおけば良かったのに……近くに無料講演会にいらっしゃってたのに、何故か申し込みをためらってしまったのが悔やまれます……。😓

[78. 匿名]

第168回 芥川賞・直木賞発表&受賞者記者会見
公式　1/19(木) 16:00開始

第168回 芥川賞・直木賞発表&受賞者記者会見 - 2023/1/19(木) 16:00開始 - ニコニコ生放送

第168回芥川龍之介賞・直木三十五賞、受賞者記者会見を生放送！ 選考結果発表の瞬間も生中...

[79. 匿名]

【LIVE】「第168回芥川賞・直木賞」発表＆受賞者記者会見★発表時間まで過去の受賞者の会見をお届けします！【ライブ】(2023/1/19) ANN/テレ朝

【LIVE】「第168回芥川賞・直木賞」発表＆受賞者記者会見★発表時間まで過去の受賞者の会見をお届けします！【ライブ】(2023/1/19) ANN/テレ朝 - YouTube

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