ドラマ「Nのために」観てた人！

[477. 匿名]

>>465＆>>466さん
希美ちゃんが成瀬くんに、鍵がかけてあったことを警察に言わないよう頼んだのは、安藤を守るためではなく成瀬くんを守るため、というのは難しいでしょうか？
希美ちゃんの究極の愛は、罪の共有。相手の罪を引き受け、守ってあげたことを誰にも相手にも言わずに身を引くこと。
この場面での罪は｢成瀬くんが先導して(提案し、｢それでいいね｣と確認)、3人がここで会ったのは偶然、事前の計画などなかったと偽証すること｣。それを受け入れ共有した希美ちゃんは、安藤の口から3人が知り合いであったことが警察に伝わるのを怖れた。だから、鍵のことはないことにして安藤が警察から問われるような要素をなくし、成瀬くんを忌まわしい事件から逃がそうとした。そして、それを遂行するために、事件後は頑なに誰とも会わなかった。証言どおり、他人でいなければ...。

成瀬くんを、守ったんよ...自分が安藤に気持ちがあると成瀬くんに誤解され、もう会えなくなるとしても、究極の愛を貫いて守ったことを伝えない。そして身をひき、独りぼっちで死を迎えようとする...。
さざなみ放火事件よりも、もっと激しく辛い究極の愛があるように思いました。
そして、その想いは、おっしゃるとおり成瀬くんにもあって、成瀬くんも離れることで希美ちゃんを守ったのですね。