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1. 匿名 2016/04/25(月) 17:25:42
事故発生と同じ午前9時18分ごろ、福知山線が追悼の警笛を鳴らしながら事故現場のカーブを通過。列車内でも乗客が手を合わせる姿が見られた。
事故で長女の容子さん(21)を亡くした奥村恒夫さん(68)は列車が衝突したマンションの壁にそっと手を添えた。マンションは一部を保存する形での解体が決まり、周辺には足場が組まれている。
「解体は風化と同じ。安全対策をかみしめるためにもそのまま保存してほしかった」としんみり。
JR西日本の真鍋精志社長(62)も現場を訪れ献花した。
「この場所は少しずつ形を変えていくが、安全の原点としていかないといけない。事故を起こした事実は変わらないので、社員一人ひとりが安全を考えていかなければならない」と強調した。
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乗客106人と運転士が死亡、562人が負傷した兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故が25日、発生から11年を迎えた。事故現場や追悼慰霊式の会場では、遺族や負傷者らが犠牲者に祈りをささげ、「事故を風化させてはいけない」と後世への継承を改めて誓った。