ガールズちゃんねる
  • 1593. 匿名 2025/10/31(金) 00:24:32 

    >>2
    男女の役割分担を求めている、地方からは「そんなの嫌だ」と若い人が減ってる訳ですけど。
    2ページ目 「地方女子の流出」は誰のせい? 地方女子100人にインタビューした女性が語る…最大の原因は仕事(2025年6月4日掲載)|日テレNEWS NNN
    2ページ目 「地方女子の流出」は誰のせい? 地方女子100人にインタビューした女性が語る…最大の原因は仕事(2025年6月4日掲載)|日テレNEWS NNNnews.ntv.co.jp

    2025年6月4日 16:34「東京が令和だったら、地方は江戸時代って思ってて。家のことは女の人がやって、外のことは男の人がやるみたいな。男だから女だからっていうのをやめてほしい」これは、ある山形県出身の19歳の女子大学生がインタビューで答えた言葉。この女子学生は現在、大学がある北海道で暮らしていますが、将来的にも地元の山形を出たい気持ちが強いといいます。


    ■まず、てこ入れすべきは「仕事」
    山本さんが気づいたのは、「地方女子」たちが、みな「どうしても地元を出たい」といった確固たる意志があって地元を離れるわけではないということ。ではそれでも地元を離れる決断をする最大の理由は何か? それは「仕事」だといいます。

    山本さん「地元の仕事についてインタビューしてみると、看護師や介護士、保育士かパート、または銀行員とかもありますけど、自分が主体的ではなくて、誰かのお世話や補佐をするみたいな役割みたいな感じで。男性にとっても地方の仕事の選択肢は都市に比べて減ってしまうかもしれないけど、女性だと性別役割分業で、もっと少なくなる印象です」

    山本さんは自身の就活中にも、女性が選べる選択肢に違和感を覚えました。

    山本さん「一番ショックだったのは、同じ大学の先輩が勤めている地元企業に、OB訪問に行ったときです。海外留学もして英語が話せる先輩が、海外出張のある営業として採用されたはずなのに、男性が営業、女性がその補佐の事務という体制で。(女性の)先輩が『やりたい仕事ができていない』と言っていて」

    社会全体で共働きが当たり前になってきている今でも、まだ性別役割にとらわれた配置の仕事が多い傾向にある地方。「地方でも女性が自立して当たり前という環境が整わないと、地方は選ばれない」と山本さんは指摘します。

    実際、政府の会議で示された首都圏在住の20~30代への調査でも、「地方に居住するための条件」を聞くと「希望する仕事がある」「納得できる給与水準の仕事がある」とした条件を選ぶ若者が、群を抜いて多い結果となりました。

    ■「結婚はいつ?」「そろそろ子どもは?」
    山本さん「仕事以外でも、帰省するたびに家族とか近所の人から『結婚はいつ?』『そろそろ子どもは?』みたいなことを干渉されるのが、すごく嫌だっていう声は多いです。あとは地域のお祭りとか、お盆とか正月に親戚で集まるときに、女の人が料理の準備をして、男の人が座ってお酒を飲んでみたいなのをずっと見てきた若い女性は、自分はもう、そんなのやりたくないという声がとても多いです」

    仕事以外の「地方女子の流出」の要因として挙げるのは、「結婚・出産の圧」と「地域の女性役割が息苦しさ」。山本さんは、そうした“押しつけ”は決して悪意のもと行われているわけではないと強調する一方で、こうした“刷り込み”は断ち切る機会がなく、違和感を覚えても声を上げにくい実態が「地方女子」を苦しめていると指摘します。

    山本さん「『地方女子プロジェクト』をやっていて、よく感じるのが、皆さん本当に意見を言うことをすごく怖いと感じていること。基本的には顔を隠して発信しているんですけど、中には『声を変えてください』とか『姿も、ちょっとわかるようなところを出さないでください』という方もいます。『こんなことを言っているのが、家族とか近所の人にバレたら、地元でなんて言われるかわかりません。それがすごく怖い』と」

    おかしいことを言っていなくても、後ろ指をさされる恐怖。初めから顔を出して活動している山本さんは、むしろ声を上げることで、社会が変わるという成功体験を多くの人にしてもらいたいと話します。

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