アメリカGDP 1月～3月期－0.3％ トランプ関税影響でマイナスに転じる

[136. Hicks]

>>134
今回の米国の輸入増加は関税引き上げ前の駆け込み
生産維持に必要な資材調達の前借り
これが原因でGDPは減ったわけがないでしょう

輸入による安価な資材調達がままならないんだなら、米国のGDP減少はこれから始まるのよ

[139. yuri]

>>136
気になったので、米国GDP統計の詳細を確認していたんですが、政府支出の減少と、輸入と投資が伸びているのが特徴的でした

輸入の内訳は
Within imports, the increase primarily reflected an increase in imported goods, led by consumer goods, except food and automotive (mainly medicinal, dental, and pharmaceutical preparations, including vitamins); and by capital goods, except automotive (mainly computers, peripherals, and parts).
増加した主なものは、薬品、コンピュータや周辺機器、部品などでした　

投資については
The largest contributor to the increase in investment was private inventory investment, led by an increase in wholesale trade (notably, drugs and sundries)
民間在庫投資の増加がメインで、薬品、日用品などの卸売業の在庫の積み増しのようでした

ロイターの記事ですが
Inventories added 2.25 percentage points to GDP after being a drag for two straight quarters after being a drag for two straight quarters.
在庫投資は2.25ポイントGDPの増加に寄与したようです

つまり製造業や卸売業が関税発動前に駆け込み輸入し在庫を積み増したので、民間在庫投資と輸入がともに増えたという構図なのかなと思いました

NHKの記事では輸入増にしか触れられていなくて在庫投資増加への記載がないため、内容としては片手落ちのような感じになってしまってるんでしょうか

[140. yuri]

>>136
トランプ氏の政策の影響がGDP統計にも強く反映されていると思いました

トランプ氏は設備投資の増加を景気の良い兆候と捉えて発言しているけど、実態は駆け込みによる一時的なものではと感じました

もし本当に景気が強いなら、輸入増は他の需要増で相殺される形になると思うのですが、消費の減退がみられ、メインの増加は限られた業界の民間在庫投資(と設備投資の前倒し？)ということは、国全体としては需要は弱いように感じました

あとは在庫品の積み上がりによるGDPの上振れは、次期からは調整されてGDP減少圧力となると思うので、輸入の寄与がなくなっても楽観視できない、米国経済の先行きが心配になる結果でした