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52. 匿名 2025/05/01(木) 05:44:09
>>10
最近の幕末研究では◯◯派という言い方はしない
なので尊王攘夷vs倒幕派って考えは、今では創作の世界の中だけの概念
幕末の人間はほぼ全員が尊皇攘夷(天皇を尊重し、外国に好きにさせないという考え)
幕府側の人間だってほとんどは、孝明天皇に敬意を払ってるし、外国が中国でやってたみたいな横暴を日本ではさせまいと思っていた
倒幕に関しては、薩長の主だった人間が具体的に倒幕を考え始めるのは幕末最後の年の夏くらいなので、新選組もののフィクションで「倒幕派」が出てくるのはおかしい
清河八郎など京都でテロを煽ってた連中の中には、実行力もないのに口だけ「倒幕」を唱える者もいたけど、彼らの考えていたのは「自分たちがテロを起こして、幕府をけしかけて外国や薩摩などと戦わせれば、世の中がひっくり返って新しい時代が来るに違いない」という大雑把なプランで、幕府だけでなく外国や薩摩にも迷惑がられていた+2
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