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128777. 匿名 2024/05/06(月) 20:28:43
>>1
>>128764
「走れコウタロー」などのヒット曲で知られ
る、フォークシンガーで白鴎大名誉教授の山本コ
ウタローさんが「フロイトのラブレター」の素晴らしさを借りて、恋愛論を語っていた。
山本コウタローさんは一橋大在学中の1970年に、フォークグループ「ソルティー・シュガー」として出した「走れコウタロー」が大ヒットし、日本レコード大賞新人賞を受賞した方です。
あとがきに
大切なのは、すべてをお互いに包み隠しなく語ることだ、と。たとえ、相手にとって耳の痛いことでも語ること。それによって、よりお互いの理解が深まるとフロイトは力説する。愛とは男と女の出会いではなく、人格と人格の出会いなのだ。お互いを高めあう愛の姿に、たとえ結果としての別離があっても、後悔のあろうはずがない。人生のある時期を、共にすべてを認め合って生きた素晴らしき人間同士が"恋人"なのだ。思わず、こんなことを書いてしまうくらい、このラブレターの中には、いくつもの示唆に富んだ言葉があった。
と述べている。
フロイトのラブレター
学校法人モード学園出版局
山本コウタロー著
1992年9月20日初版第1刷発行
本体1,200円
ISBN4-89591-078-4
ISBN4895910784
あとがきに
この本は愛のあり方を考えるためのほんのワン・ステップにすぎないし、フロイトが愛について苦悶(くもん)し、はたまた歓喜したそのごく一部を紹介しただけである。
それでも、天才フロイトがわれわれと同じように悩み、葛藤する姿を見ると、何となく人間みんな同じなんだなあと、微笑んで(ほほえんで)しまいたくなる。
恋愛は人を成長させる。他者との出会いから、何を得、逆に何を与えたか。そして、どのくらい自分が高まり、自分をどう見つめてきたか。どう相手を尊重してきたか。それらが"生きる"ということの重要なポイントだと思うのだ。
と述べている。+1
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