【2次元】鬼滅の刃で彼氏にしたいキャラPart16【妄想】
17940コメント2024/05/12(日) 20:57
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2898. 匿名 2024/04/17(水) 00:14:59
>>482
【お題】
「捕まえた」というセリフを使った、SS・長文・会話のみ…などなど、何でもお待ちしています♡+28
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2901. 匿名 2024/04/17(水) 00:27:17
>>2898
「捕まえた」+46
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2924. 匿名 2024/04/17(水) 06:19:59
>>2898
捕まえた❤+36
-4
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2927. 匿名 2024/04/17(水) 07:10:34
>>2898
…捕まえた💙+35
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2928. 匿名 2024/04/17(水) 07:24:46
>>2898
捕まえた♪
+29
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2929. 匿名 2024/04/17(水) 07:24:58
>>2898
がる子ちゃん、捕まえた+31
-5
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2930. 匿名 2024/04/17(水) 07:28:55
>>2898
──捕まえた+35
-5
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2931. 匿名 2024/04/17(水) 07:47:47
>>2898
(壁ドン)
捕まえたァ+29
-6
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2933. 匿名 2024/04/17(水) 07:49:49
>>2898
捕まえた+29
-5
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2934. 匿名 2024/04/17(水) 07:50:03
>>2898
捕まえたあぁぁ+37
-5
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2937. 匿名 2024/04/17(水) 07:55:41
>>2898
──────捕まえた+41
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2939. 匿名 2024/04/17(水) 07:57:05
>>2898
──捕まえた+30
-5
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2940. 匿名 2024/04/17(水) 07:59:50
>>2898
捕まえた+41
-4
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2943. 匿名 2024/04/17(水) 08:01:36
>>2898
─捕まえた
+33
-5
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2959. 匿名 2024/04/17(水) 08:24:22
>>2898
捕まえた+34
-5
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4482. 匿名 2024/04/20(土) 06:37:07
>>2898捕まえた🌫️⚠️解釈違い
満開の桜の木が風に煽られて大きくその身を揺らす。一斉に舞い散った花びらが頭上から降り注ぎ、陽の光を受けてキラキラと煌めていて見えた。
構内の隅にあるひと際大きな桜の木は、その存在をあまり知られていない。
ほとんど人が訪れる事のないその場所は、彼曰く「絶好の昼寝スポット」らしい。
太い幹に凭れるように眠る彼の隣に腰かけると、そっと耳をすませる。微かな寝息が耳に届いて思わず笑みが零れた。
「……こんなところで寝てると風邪ひくよ」
呟きながら頬に落ちた花びらに触れようとして、すんでの所でその手を止める。
彼が研究室に入って来たのはちょうど一年前、こんな桜の咲く春の日の事だった。
「今日からよろしくお願いします」
そう言って頭をさげた彼の顔には、張り付けたみたいな笑顔があった。不安と緊張が入り混じったその表情を微笑ましく思った事を昨日の事のように思い出す。
「手ぇ出すなよ」
揶揄い交じりに言われた言葉に「出しませんよ」と呆れたように返したのは、今思えば自分に言い聞かせたようなものだったのかもしれない。
当時まだ4年生だった彼に比べて、こちらは院を終えてドクターに進んでいる。研究者への道を突き進む3つも年上の女など、興味を示すはずがないのだから。
だからあの日の事も、きっと彼にとってはただの戯れのようなもの。
東京で珍しく雪が降り積もった夜だった。たまたま帰りが一緒になった駅までの道の途中、不意に繋がれた手に驚いてその横顔を見つめた。彼は私を見て微笑むと「寒いですね」と囁いた。
吐く息が驚くほど白かった。その白さも、触れ合わせた唇の冷たさも、鮮明に覚えている。
瞬く間に季節は巡り、また春がやって来た。あなたと出逢った、桜の季節。
彼が院に進むのだと聞いた時、心の底から安堵した。それでもきっといつかは――
「いつかは遠くに行っちゃうのかな」
突風が吹き抜けて、思わず目を閉じる。
「どこにも行きませんよ」
目を開くと彼が私の顔を覗き込んで笑っていた。
「……起きてたの?」
乱れた髪を整えるふりをして体ごと背を向ける。
「お願いがあるんだけど」
「……なに?」
「あなたの心を僕にください」
ゆっくりと振り返る。視線が絡まると、もう逸らすことなんてできなかった。
今更差し出すまでもない。心なんてもうずっとあなたのものだ。
私が口を開く前に、彼が後ろから腕を回して私の体を包み込む。柔らかい髪が頬を擽った。
「――捕まえた」
耳元でそっと囁かれる。目の前にふわりと一枚の花びらが舞い落ちてきた。
あぁ、もう。観念するしかないみたい。苦笑いしながら彼の腕の中で振り返る。
「……間違ってるから訂正していい?」
鼻先が触れ合うと、彼が擽ったそうに瞳を閉じた。
「――もうとっくに捕まってる」
桜の花びらがひらひらと優しく舞い落ちて来る。二度目のキスは、あたたかい春の匂いがした。
おわり+27
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4553. 匿名 2024/04/20(土) 11:54:47
>>2898捕まえた(台詞ではない)
>>3086結婚式に招待された
🍃「カクテルドレスとCONVERSE」
窮屈なネクタイを緩めて、退屈な時間をやり過ごす。別に大して親しくもない同級生の結婚式。出席したのは、主役の単なる体裁上の都合に合わせただけの事。200人規模だと。ふーん、大したもんだ。
暖色系のライトやキャンドルで幻想的に演出されたガーデンの隅で、鮮やかなグリーンのパーティードレスで1人佇むがる子を見つけた。揺れるキャンドルの炎を、眺めるともなくぼんやりと瞳に映す。
「元彼の結婚式に招待されちまうとは気の毒になァ」
俺の皮肉めいた言葉にがる子は顔を上げ、目を丸くした。
「あぁ、不死川君、久しぶり」
よォ、と軽く手を挙げてそばに寄る。
「どうせ、別れた後も円満な関係が築けてる器の大きい俺、をアピールしたいんでしょ」
ため息混じりに話す声に、悲壮感は微塵もない。
新郎のモブ彦は、がる子と付き合っていながら職場の後輩に手を出したらしく、まんまと若い方に乗り換えたと聞いた。
「さっきなんかさ、『そのドレス似合ってる。そう言えば緑って嫉妬の色なんだってな』ってニヤニヤしちゃってさ」
「へー」
「男って何で別れた女がずっと自分の事想い続けてると思ってんのかしらね。ホント、見る目無かったなぁ私」
苦い笑みでスパークリングワインをひと口含む。紅い唇が潤んで煌めいた。
吊られて笑って、ふと足元に目を落とす。
「…オイ、結婚式に何でそんなもん履いてんだよ」
がる子の足が収まっているのは、凡そ結婚式には似つかわしくない、寧ろ非常識とも言える、白いハイカットのコンバースだった。
「…走るのが、好きだから…」
陸上部だった俺達は、とにかく毎日走っていた。誰よりも速く駆け抜けた者が勝つ、単純明快な競技。僅か0.01秒が分ける勝敗に、俺達は何度も唇を噛んだ。
だけど、知ってしまったら戻れない。体ひとつで風を追い越していく感覚、自分の視界から他の選手が消えた時の快感。
とりわけがる子は、根っからの駆けっこ好きだった。走ってる時、がる子は本当にいい顔をしてた。
それが高二の夏、突然奪われる事になる。インターハイ出場を目前に控えたタイミングでの、アキレス腱断裂。
走る事が全てだったがる子にとって、それを諦める事は、大袈裟に言えば生きる希望を手放すに等しかった。
手術から過酷なリハビリを経て、走りを取り戻した時にはもう、高校生活が終わりを迎える頃だった。
コンバースの上に伸びる、真っ直ぐな傷痕が覗く。
「今も走ってんのか?」
俺の問いに、がる子は首を小さく横に振った。
「競技としては走ってないよ。けど、通勤の時なんか、つい意味もなく全力疾走しちゃう」
そう言って可笑しそうに目を細める。意味はあるんだろ、と言おうとして、野暮と気づいて止めた。
ふと友人達と歓談中の新郎新婦に目をやると、モブ彦は不満気な顔でチラチラとがる子を見ていた。俺と話している事が気に食わないんだろう。
「…緑色は嫉妬、か」「えっ?」
「知ってるか?緑にはなァ、『決別』って意味もあるんだぜ」
「…そうなんだ」
がる子は目を大きく見開いた後、ドレスのスカートの裾を摘んで、その鮮やかな緑色をじっと見つめた。
「走ろうぜェ、攫ってやるよ」
「·····うん!」
差し出した俺の右手に、がる子が手を伸ばす。届くのを待つのももどかしく、その手を掴み強く引く。
「よーいドン!」
咄嗟に口から出たのは、子供の頃の号令。弾かれるように出口に向かって駆け出した俺達を、唖然としたモブ彦達が目で追う。ざわめきが次第に遠ざかって、手を繋いだまま夜の街を駆け抜ける。のぼせる様な身体を冷ます夜風が心地良い。息が切れる感覚などいつぶりだろう。肺を満たしていく冷たく澄んだ空気は、この身体を新しく作り変えていくようだった。人気のない公園で、徐々にペースを落とす。額に滲む汗を拭いながら、顔を見合わせてどちらからともなく笑い出した。
「あはは、気持ちいいね」「あぁ、最高だろ」
「手、離さないの?」
「離す気はねェ、って言ったらどうする?」
「…うん、離さないで」
汗ばんだ俺の手を、がる子が握り返す。やっと捕まえたんだから、という言葉は、もう少ししまっておこうか。
終わり👟+35
-9
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7123. 匿名 2024/04/24(水) 21:04:58
>>が抜けてました💦
投稿前に、紐付けちゃんとできてるか
チェックできる機能が欲しい
紐付け
>>2898捕まえた
>>7117🌊帰宅🏡
+21
-2
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8766. 匿名 2024/04/28(日) 20:30:42
>>2898
「捕まえた」💎⚠️1/2
初夏のような暑さの今日。
庭に干していた洗濯物はあっという間に乾き、取り込むとお日様の温かさがふんわりと籠っていた。
手伝おうとしてくださった天元様の背中を押し、寝間の布団に寝そべってもらったのはつい先程のこと。昨日任務から帰ってきたばかりの天元様に、できる限り身体を休めてほしかった。
「なんだよ、旦那をジジイ扱いか?」
「もう、違いますよ!」
お互い笑みを零しながらやりとりした会話を思い出し、洗濯物を畳みながらひとり口元を緩ませる。
ジジイ扱いだなんて、とんでもない。疲労が溜まっている筈なのに、そんな素振りをほとんど出さないお方なのだから。今日だって午前中から街へと出て、お蕎麦屋さんや甘味処へ連れて行ってくださった。
天元様、寝ていらっしゃるかしら...。
掃除を軽く済ませたところで、寝間へと向かった。渡り廊下には、また夕方には遠い眩しい光が降り注いでいる。
静かに、慎重に戸を開いた。
耳を澄ますとやっと聴こえる程の寝息が、微かにする。横向きになっている天元様の肩が、穏やかな呼吸と共に上下していた。
良かった...。
ふと寝顔が見たくなり、こっそりと中へ。天元様と向かい合わせになるように、そっと寝転んだ。
きめ細かい肌、真っ直ぐな鼻筋、整った形の唇、長くて艶やかな睫毛。まじまじと見つめる度に、その綺麗さに見惚れてしまう。と同時に、ただひたすらに愛おしさが溢れてくる。
また無事に帰ってきてくださって、本当に良かった...。
じわりと瞳が潤み、フゥと息を吐く。
背を起こし立ちあがろうとした時、腕と腰を掴まれ布団の中に引き込まれた。
つづく+30
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