ガールズちゃんねる
  • 1925. 匿名 2024/04/15(月) 10:14:42 

    >>482
    お題
    「あのお話の続き」

    前パートで書いたお話の続きのお話✏️

    +28

    -2

  • 1934. 匿名 2024/04/15(月) 10:58:09 

    >>1925 あのお話の続き
    >>9234「後藤さんお弁当作って来ました食べてください!」「後藤さん残業ですか?... | ガールズちゃんねる - Girls Channel -
    >>9234「後藤さんお弁当作って来ました食べてください!」「後藤さん残業ですか?... | ガールズちゃんねる - Girls Channel -girlschannel.net

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    短いですがこのお話のガル子ちゃんが好きで続きを書きたかったんです✏️

    後藤が給湯室に行くと、黒髪ひっつめ髪の女子社員がお茶を淹れているのが見えた

    「お、ガル田さん緑茶?渋いね〜」
    後ろから声をかけると背中をビクッとさせて振り向く

    「後藤さんですか驚かせないでください」
    ガル子は眼鏡をくいっとしながら睨む

    コポコポとお湯が注がれる急須から玉露の香りがふわりと広がり後藤の鼻をくすぐる

    「お茶の香りって良いな〜、カステラにも合いそうだ」
    「…」
    「ガル田さんって緑茶派なんだね、俺はコーヒー派!カステラにコーヒーなんてもう最高」
    「…」

    沈黙に耐えられず、後藤は手に持っていた箱をゴソゴソと開ける

    ガル田はチラッと箱に視線を向ける
    「あっ、これ?今社長が来てこのケーキをお皿に移すように言われてさ」
    箱の中にはたくさんのケーキがずらりと並んでいる

    「ガル田さんは和菓子とか好きそうだね、羊羹とか饅頭とか」
    「…しそう」
    「ん?」
    「美味しそう!!!」
    「えっ?」
    「やだー!迷っちゃう!チョコレート系にしようかな、ガトーショコラ美味しそう♡でもモンブランも捨てがたいな、きゃあミルクレープもある、待ってフルーツタルト〜ッ!!」

    ガル子はケーキの前で瞳をキラキラさせる
    「ね、後藤さん、後藤さんはどれにするっ?!」

    「えっと、ゴメン」
    「これ今から社長に会議室に持って来るように言われていて…」
    「…なんか…ゴメン、期待させて」


    ガル子はスーンと眼鏡が曇る
    急須の茶葉をゴミ箱に捨ててシャカシャカと急須を流す

    「そうですか、早とちりしてしまって…大変失礼致しました」
    そう言ってスタスタと給湯室を出ていった

    「あれっ、ガル田さん湯呑み忘れてるよ、ガル田さーん!!」

    >>908の無邪気過ぎるガル子と後藤が付き合う前のお話でした🍰🌸

    +28

    -4

  • 1982. 匿名 2024/04/15(月) 12:41:17 

    >>1925💎⚠️
    あぁーーっ!!運転手さんじゃないっすかぁーーっ!!ドア開けてくださいよホラ!!いやー忘年会も新年会もタクシー乗ったのに運転手さん見ねぇから!!辞めちまったのかと思ってましたよも〜〜うっ!!今年もよろしくお願いしますね!!もう4月だけどな!!アッハッハ!!
    あ!!早速聞いてくださいよ俺の嫁の話を!!アイツこの春花粉症になっちまいまして!ずっと涙目で見つめてくるんすよ俺を!旦那の俺を!もう可愛いったらしょうがねぇっての!「クシュン!」とかってこれまたクソ可愛いくしゃみしやがるし、アイツマジでなんなの??なんなのって俺の嫁か!!嫁だな!!アッハッハ!!

    ↓コレの更に続編になります😂
    >>1166 >>9242?⚠️あっ!!あの時の運転手さんじゃないっすか!!どーもどーも!!... | ガールズちゃんねる - Girls Channel -
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    +34

    -7

  • 2773. 匿名 2024/04/16(火) 21:54:43 

    >>630 己の趣味に全振り >>1925 あのお話の続き(15からの続き)
    >>3494part11の続編です。(元コメの)モブ木君は前回⑪話、ブラウニー要望書の送り主... | ガールズちゃんねる - Girls Channel -
    >>3494part11の続編です。(元コメの)モブ木君は前回⑪話、ブラウニー要望書の送り主... | ガールズちゃんねる - Girls Channel -girlschannel.net

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    ⚠️解釈違い⚠️何でも大丈夫な方向け⚠️時々(前回○話)という参照が出ます。苦手な方すみませんがスルーお願いします。

    続・欧米岡君とガル子🌊⑨
    「虹の端には」

    学生生活も残り数ヶ月となったある日、学校から彼と一緒に帰っていると雨が降ってきた。それがすぐに止むと、空に虹が架かっていた。

    私「見て、虹!」
    「綺麗だな」
    私「ほんと綺麗だね」
    「ガル子、虹の端には何があるか知っているか?」
    私「なんだろう。そもそも虹に端ってあるの?」

    「(あるのか俺も知らないな…まあいいか)そこには金貨がザクザクあるんだ」

    金貨がザクザク?…海賊映画によく出てくる金貨財宝が盛り盛りでギラギラしてるあれかな

    「と…冨岡」

    「なんだ」
    「…これで足りる?」
    私は持っていたエコバッグを広げて見せた。

    「何がだ」
    私「それって、開けたら財宝がジャラジャラ出てくる宝箱のことだよね?(…ゴクリ)このエコバッグに入りきるかな?」

    それを聞いた冨岡はフフフと笑った後、真顔に戻り言った。

    「足りないな」
    私「え!」
    「それでは全く足りない。そのいつも背負ってる大きなバッグなら入るかもな。
    中身を全部捨てたらの話だが」
    私「えぇ………ちょっと中身を選別するから待ってて」

    そうしてバッグの中身をガサゴソしている間に虹は消えた。

    帰り道で聞くと、いろんな言い表し方があるそうだが虹の端には「a pot of gold」があるのだそう。見果てぬ夢という意味もあるとかなんとか…

    a pot of gold …金の壺…略して金壺…虹の端に金壺か…それもまたいい…

    冨岡、君となら見つけられそうな気がするよ。一緒に探しに行こうよ、金壺を

    続く

    +31

    -9

  • 5477. 匿名 2024/04/21(日) 21:40:40 

    >>630己の趣味に全振り
    >>1925 あの話の続き
    >>1054 己の趣味に全振り?️⚠️解釈違い、軽く見切り発車 ⚠️ご都合血鬼術にかかった... | ガールズちゃんねる - Girls Channel -
    >>1054 己の趣味に全振り?️⚠️解釈違い、軽く見切り発車 ⚠️ご都合血鬼術にかかった... | ガールズちゃんねる - Girls Channel -girlschannel.net

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    このお話の続きです

    ⚠️解釈違い、毎度の事ながら見切り発車
    ⚠️ご都合血鬼術にかかったつもりで読んでください

    「初めまして、時透無一郎です」
    「初めまして、君があの時透君の!いや〜噂に違わぬ男前だね」
    「いえ、そんな。本日はよろしくお願いします」
    (…猫かぶりめ)
    ドスっ!!!
    (ぐふぉっ!ちょっとむいくん!!??)
    「おや、どうされました?」
    「いや、なんでもニコ」
    あの奇妙な出来事から数年、私たちは順調に愛を育み上手くいっていたはずだった
    恋人になった男の子がまさか自分が勤める会社の社長の息子だったのは予想外だったけど
    その後自分の父が経営する会社に就職した彼は持ち前の頭の良さと能力で社長の右腕として日々忙しく働いていた
    流石に相手が相手…公にする訳にはいかないため私たちは秘密の関係を続けていた

    「ガル子先輩〜!大ニュースです!」
    そう言って興奮した様子でランチ中に突撃してきた後輩のモブ美、まだ皆んなには秘密ですよ…なんて耳打ちしてきた内容はなんとも衝撃的な内容だった
    「社長の息子さん、お見合いするらしいですよ!」
    「は?なんて?」
    聞き間違い?確か私はその社長の息子と付き合ってるんですが…
    バーチャル彼氏 続編①
    「年下彼氏は時期社長?」ハッピーウエディングルート
    ゲームスタート▶️
    続く

    +27

    -4

  • 8098. 匿名 2024/04/26(金) 22:20:56 

    >>1925 あのお話の続き 
    >>5641つづき⚠️解釈?「チョコが溶けるその前に」5冨岡さん、という人に連れられて... | ガールズちゃんねる - Girls Channel -
    >>5641つづき⚠️解釈?「チョコが溶けるその前に」5冨岡さん、という人に連れられて... | ガールズちゃんねる - Girls Channel -girlschannel.net

    女子の女子による女子のためのおしゃべりコミュニティ。女子の好きな話題にみんなでコメント、みんなで投票して盛り上がれる匿名掲示板「ガールズちゃんねる」へようこそ。


    ⚠️解釈🌊
    「チョコが溶けるその前に」6

    翌朝、目が覚めるとすでに朝食が用意されていた。卵焼き、漬け物、ご飯にお味噌汁。お腹が空いていた私は、見事な腹の音を鳴らした。
    「美味しかった〜!ご馳走様でした!」
    「ガル子さん、よく食べられて見ていて気持ちがいいです。お口に合って良かったです」
    「もしかして、モブ原さんが作ったんですか?」
    「ええ。料理は得意なので。ガル子さんは、何がお好きですか?今度作りますよ」
    「私は、うーん、この通りなんでも好きなんですけど、いちばんはチョコですかね」
    「チョコレイトですか!お洒落ですね」
    「そうですか?普通にコンビニとかで買えますよ」
    「こんびに?」
    「(ハッ)え、えーと!なんだろ、お店です!」
    「それにしても凄く高価な物ですよ。ガル子さんやはり…どこかの御令嬢なのでは?」
    「いやそんな!普通のJKです」
    「じぇーけー?」
    「ハッなんでもないです!!」

    危ない危ない。どうしても現代の言葉を使ってしまう。あれほど褌男とモブ乃さんに口止めされているのに。
    それにしても、この時代の家事は大変だ。このままだとただの穀潰しになるのでせめてモブ原さんのお手伝いをさせてくださいと申し出たはいいものの、洗濯を頼まれたけど洗濯機がなくて途方にくれた。桶に井戸から水を汲んで洗濯板でゴシゴシだ。物干し竿もなんか高い。(ちょっぴり)ぽっちゃりな私には干すだけでひと苦労である。
    やっと干せた洗濯物がヒラヒラと風になびいた隙間から、めちゃくちゃビジュの良い顔がこちらを覗いていた。
    「馬鹿者」
    「ぎゃっ!」
    「大声を出すな」
    「ふんど…、いえ、冨岡さん!びっくりさせないでください!」
    「おかしな言動は慎めと言った筈だ。ただでさえ風変わりで悪目立ちしているというのに。なんだじぇーけーとは」
    「女子高生のことですよ」
    「なんだこの長いのは。誰の褌だ?」
    「ルーソです!」
    「るーそ、とは」
    「ルーズソックスですよ!それより、顔になんか付いてますよ」
    「……ああ、紅だ」
    「べに…?」
    「子供は知らなくていい」
    「……ハァ〜、そういうこと!?そういえば私がこっち来た時もお取込み中でしたもんね!けっこうチャラいんですね」
    「お前、無闇にあの人のところに行くなよ」
    「あの人って?」
    「………」
    「……モブ乃さん?」
    「…あの人の周りは、今は危険だ。とにかく、勝手な行動はするな」
    「チャラい人に言われても説得力無いし…ってアレ!?いない…!?何なの、褌チャラ男は…モブ乃さんってハッキリ言えばいーのに」
    褌チャラ男の口元に付いた口紅が妙に艶かしく頭の中にチラついた私は、その後の掃除がまったく捗らなかった。

    つづく

    +25

    -2

  • 12213. 匿名 2024/05/05(日) 12:27:42 

    >>1214 花篝、>>1925 あのお話しの続き
    ⚠解釈 ☀さん
    ⚠12か13で書いたスーラの絵をモチーフにした話の続き。


    緊張した面持ちの彼が差し出した手を、私はためらうことなく取った。
    彼の体温が、指先から体中に広がっていく。初めての感覚に、心臓が飛び跳ねた。

    正直、桜どころではない。
    なんとなくいつもの流れで行った喫茶店でも、大好きなサンドイッチの味が分からなかった。

    伝票を掴もうと同時に伸ばした手が不意に触れた。
    鈍い音を立てて床に落ちた伝票を拾おうとして、再び手が触れる。ドギマギしながら顔を上げたら、眼の前に彼の顔があった。
    テーブルとテーブルの隙間の狭い空間で、私達は互いを見つめ合いながら指を絡ませた。



    この1年毎週のように辿った私の家までの道程だが、今日はやけに足並みが鈍る。
    公園の横を通りかかった時、川の周りに灯りが燈されているのが見えた。
    「寄っていかないか?」
    彼の言葉に、私は頷いた。

    公園の中は、篝火によって今朝とは異なった幻想的な光景が広がっている。
    はらはらと舞う花弁が炎に飛び込む様子が、愛する人の胸に飛び込む乙女に見えるのは、今私が恋の真っ只中に居るからだろう。
    私達の馴れ初めのベンチには、雨粒ではなく花弁が敷き詰められていた。ピンクの絨毯を脇に寄せる彼の横顔を、炎が照らす。
    何故か胸がギュッとなった。
    この人に触れたいと、強く思った。

    「寒い」
    私がそう言うと、彼は私の肩をそっと抱き寄せた。
    途端に、周囲の喧騒がスゥーッと消える。

    私達は、静かに寄り添っていた。
    パチパチ爆ぜる薪の音が消えるまで。


    おしまい

    +21

    -3