【2次元】鬼滅の刃で彼氏にしたいキャラPart16【妄想】

[15226. 匿名]

>>482
（お題）

煉獄杏寿郎様のお誕生パーティーを開催します‼︎

誕生日に因んだお話やメッセージやお題、彼に着て欲しいスーツやお料理の画像、色々な作品などルール内でご自由にお楽しみください

素敵な一日になりますように…

[15243. 匿名]

>>15226
お誕生会ありがとうございます✨
🔥煉獄さん、お嫁さん、お誕生日おめでとうございます🔥
お誕生会になんて伝えようか煉獄さんの事を考えていたのですが、強くて優しくて格好良くて、家族思いで仲間思い、責任感も強いし懐が深い兄貴肌、美味しいって沢山食べてくれるし、イケボで格好良いのにニッコリ笑う笑顔はとてもかわいい…モテる要素しかないじゃないか！！！て結論に至りました。この自信満々な顔が好きです。お題に着てほしいスーツは？とあって、他嫁で解釈違いかもですがダブルスーツめちゃくちゃ似合うと思います💭

[15245. 匿名]

>>15226
🔥煉獄さんお誕生日おめでとう🎂

[15247. 匿名]

>>15226
🔥煉獄さん、そして煉獄さんのお嫁さん、お誕生日おめでとうございます！
聡明さと信念の強さと思いやりな心、いつも尊敬しています♡
ケーキでお祝いです🎂

[15253. 匿名]

>>15226
煉獄さんお誕生日から　セリフお題

🔥集中🔥

「集中」を使っていれば、なんでも可

[15292. 匿名]

>>15226
🔥さん誕生日🎂

毎年この日になると落ち着かない。
５月１０日。
杏寿郎の誕生日───

杏寿郎と付き合いはじめたのは社会人になって間もない頃だった。
快活に笑い、誰にでも分け隔てなく優しく振る舞う彼に急速に惹かれて行き私は深い深い恋に落ちた。

杏寿郎は優しかった。
私を心から愛し、大切にしてくれた。
街で偶然出会った知人にも
「俺の彼女だ。可愛いだろう！」
と本当に誇らし気に自慢してくれた。
そして、そういう時の相手のどこか困ったような顔を私はいつも見逃さなかった。

あれは雨が降った日───
退勤時間になる頃、晴天の霹靂とはこの事かというような土砂降りの雨が降り始めた。
まさか降るとは思ってもいなかった私は折り畳み傘も置いて来てしまっていた。
とりあえずホールで雨の様子を見ながら隙を見て帰ろうと思っていた時、見覚えのある姿が自動ドアの向こうから現れた。
「酷い雨だから迎えに来たぞ！一緒に帰ろう、ガル子！」
スーツの肩を濡らし、そう言って笑った彼の笑顔は陽光が射したように眩しかった。
そしてそれを遮るように聴こえて来た先輩たちの「やば」をまたしても私の耳は聴き逃さなかった。

きっかけはそれからだろうか。
「そういうの、やめてよ」
人前でも嬉しそうに手を繋ごうとして来る杏寿郎の手を私は振り払い、風で乱れた髪を直してくれようとする彼から顔を背けた。
今でも彼の悲しそうな顔をはっきりと覚えている。

自信が無かった。
私は彼に相応しく無い事は分かっていた。
私よりも彼に似合う人が他に居る。
そのまだ見ぬ誰かの方が彼を幸せに出来るのに、私は彼を手放したくなかった。
好きで好きで仕方ないのに、どうして私はこんななんだろう───

どんどん壊れて行く自分に耐えられなくなった私は彼からの連絡にも返事が出来なくなって行き、そのうちその連絡も途絶えた。

５月１０日。
今さら何を言うつもりだろうか。
あれから片時も忘れた事のない彼の番号をタップする。
呼び出し音の後、しばらくの間があって懐かしい声が聴こえて来た。
あの陽だまりのような、優しく暖かい声。
「・・・もしもし、杏寿郎？誕生日おめでとう。私ね───」

おわり

[15330. 匿名]

>>15226
お誕生日🎂🔥

part6であなたに惚れて気がつけば10part
共に駆け抜けて来た仲間に出会わせてくれてありがとう♡

お誕生日おめでとう🎂
今年はスイートポテトタルトとラムタルトを選んだよ🍰

[15335. 匿名]

>>15226
煉獄さん！
お誕生日おめでとうございます･:*+.\(( °ω° ))/.:+
良かったら奥様とお芋掘りしながら召し上がってください✨🍠🥄✨

[15337. 匿名]

>>15226
煉獄さんお誕生日おめでとう！🎂🥂🎉お嫁さん達いつも楽しませてくれてありがとう🐂🐃💨
去年も別画像で投下した気がするけどやっぱり珍しくてかっこいいので、炎のアイスケーキどぞー

[15410. 匿名]

>>15226
（お題：煉獄さんお誕生パーティー）

こうはい達を守りながらも
こどものような明るい笑顔
ろう若男女を問わず乗客達
を救う練り上げられた闘志
燃えるような瞳の奥に宿る
やさしさと強さと母への愛
せ中の羽織に想いを馳せる
炎の呼吸の使い手でもあり
柱としての責務を全うした
きもちを繋いだ日輪刀はし
ょうねんの命を鍔でも守る
うつくしい生き方の貴方は
じょう報が少ない中で呼き
ゅう指南書を読み極めここ
ろから人間の弱さと儚さは
うつくしいと教えてくれた

[15413. 匿名]

>>15226
大好きな煉獄さん💗
お誕生日おめでとーーー😆🎉✨✨✨
毎年この日は私にとっても特別な日だよ💗
煉獄さん…無限列車を観に行った時に恋に落ちて以来、ずっとあなたは私の特別な人です！！🔥気持ちが落ち着くことなくずっとあなたへの恋心は燃え続けてます🔥💗
煉獄さんがいてくれるから日々頑張れるし、大げさでなく煉獄さんのおかげで私の人生が100倍も1000倍も幸せで満ちたものになったよ✨✨
この感謝の気持ちをどう伝えていいのか分からないや💦
煉獄さんの隣にいても恥じないような人に私もなりたいなって常日頃思ってるよ！！２０歳という若さなのに私なんかよりずっとしっかりしてて尊敬するところばかりだよ✨煉獄さんの生き様、言葉に何度救われたことか✨
私も頑張るからずっとずっと嫁でいさせてね💗
これからもずっとずっとずーーーーーーっと大好き💗💗💗

[15425. 匿名]

>>15226
🔥誕生日は君と1/3

ふと、目が覚めた。

別に物音がしたとか、トイレに行きたくなったとかではなかったけれど、枕元のスマホを点け、ぼんやりとした頭で時間を確認すると23時55分。あと少しで５月10日だ。

そういえば、10日は信頼する部下の誕生日だ。
何故知っているかと言うと、本人が帰り際に、明日誕生日なんですよ！と伝えてきたから。
何故、態々伝えたのかなんて深く考えてなかったけれど、人懐っこい性格から察するに、多分ただ言ってみただけだろう。深い意味はきっとない。

　日が変わったら送ろうと、お誕生日おめでとうとLINEのメッセージを作りかけて、ああ、こういうのは彼女とかの特権だよね。もし、自分が送ったラインが、彼女より先に届いたりしても気まずいし、何より誕生日前夜だから今まさに一緒に居るかもしれない。こういう距離感は大事だ。
明日、会社で伝えようと決めて、携帯を再び枕元に置いた。
────────────

「おはよう！」
「煉獄くんちょっと」
通りがかった彼を給湯室に手招きして、朝たまに立ち寄るコーヒーショップで買ったコーヒーとさつまいものスコーンを渡す。
部下に、こうやってちょっとしたプレゼントをするのは、何も彼にだけじゃなく部署の皆に気がついたら分け隔てなくやっているつもり。

「お誕生日おめでとう。」
そういって渡した紙袋を受け取るなり、彼の顔がわかりやすいくらいに綻ぶ。
「ありがとうございます。嬉しい！」
いいえ、どういたしましてと告げて席に戻る。

自席に戻り見渡せば、何気ない日常。
いつもの会社の風景となんらかわらない。
だけど、今日は彼が生まれた日。
信頼する部下の彼にとって少しでもいい一日であって欲しいと願いながらパソコンを開く。

そうやっていつも通りに仕事をこなし、夕刻を迎える頃だった。
社内チャットに個人メッセージが表示された。

"今夜、もし時間があったら今朝のお礼をしたいのですが"

ふと、顔を上げてみれば彼もこちらをみている。なぜわざわざチャットなんだろうと思いながら返信を打つ。
"誕生日のプレゼントだからお礼はいらないよ！"
"お礼させてください"
"今夜は誕生日だから予定があるんじゃないの？"
"ありません、悲しいくらいにフリーです。主任、可哀想な俺の相手をしてください！"

思わず吹き出してしまい、近くの席の社員が訝しげな顔をする。

"わかった！可愛い部下の頼みだから付き合ってあげよう！誰か他に誘う？"

さっきまで素早いスピードでメッセージを送り合っていたのに、ふと返信が止む。

少しして来たメッセージには
"二人だけでお願いします"と書いてあった。

[15438. 匿名]

>>15226　煉獄さんお誕生日妄想
>>532　書きたい所だけ🆓　if全員が鬼滅の刃の役者だったら

大ヒットを記録し、漫画、アニメ、舞台そして映画と世界中で愛され続ける作品──鬼滅の刃
話題の若手から大御所迄、出演した役者達は、瞬く間に知名度を上げ、スターに上り詰めた
その中の１人、炎柱役、煉獄杏寿郎
本日は彼の誕生日
長期間切磋琢磨した役者達は、それぞれの誕生日を祝い合う仲であり、本日も贈り物を手に、祝の席にに駆けつける

「私のうちでやるといいよ」(ゆらぎ)
お館様(役名)の家にまず集まる鬼殺隊側の役者達
「───皆、揃ったな、向かうとしよう」
スピンオフ〜青い彼岸花〜の現場から連れ立って向かう鬼側の役者達
ギギィ
重厚なお屋敷の門が開く
炎柱とお館様、そしてその後ろで迎える鬼殺隊役者達、門の前で無惨様(役名)を先頭にズラリと正装で並ぶ鬼側の役者達
これはまるで、あの撮影の時のような───、そう誰もが感じ、自然と一瞬だけ、ピリッとした空気になる
───あぁ、懐かしいな
どちらからともなくそう言うと、和やかな空気に包まれた
今夜は宴だ


あとがき
並んで向かい合ったら、絶対格好いいなと思い書きました
既にお誕生日お祝い🌾済ですが、改めておめでとうございます✨

[15449. 匿名]

>>15226
>>15404です
煉獄さんお誕生日おめでとう🎉🎉🎉
何から伝えていいのか分からないけれど、ありがとう。ずっと煉獄さんが心の支えです💖
こんな形でしか返せないけれど受け取ってください

鯛とかぶらのカルパッチョ

[15481. 匿名]

>>15226
...ﾄﾞﾄﾞドドド ド ド ド💨💨💨

煉獄さーん🔥
お誕生日おめでとうございます❗️❗️
（ごめんなさい💦ここに来る道中何回か水浴びしてたら遅くなりました💦）

アタイ達、今年もここで煉獄さんをお祝い出来てとっても幸せ❤️❤️
先週の刀鍛冶編の “ぽむち” もとっても素敵でした。
これからもどこまでも煉獄さんに付いて行きます。

ウォオオオーッ❗️

[15504. 匿名]

>>15226Party🔥✨

>>15479ごめんごめん
いい感じの贈り物がなかなか見つからなくて彷徨ってたヌー🐃🐃🐃🐃
何となくイメージカラーっぽいゼリーを🔴🟡

[15515. 匿名]

>>15226
煉獄さんおめでとう🎁🎂🎉
ケーキいっぱい食べて♪

[15520. 匿名]

>>15226
🔥煉獄さんお誕生日おめでとう🎂✨🔥
いつも私の心を支えてくれてありがとう😌✨これからもずっと大好き💕
紫芋のカヌレが売ってたので彼トピを思い出し笑、即買いしました🍠

[15549. 匿名]

>>8214ヘビメタ🎸続き
>>14825🙋🏻‍♀️>>14827🙋🏻‍♀️
義勇「リクエストありがとう」
実弥「よっしゃ！歌うぜ！」
2人🌊🍃『ただいま。』
義勇「今日は何の日だ？」🎤差し出す
客「煉󠄁獄さんの誕生日〜後藤さんも」
実弥「祝いに歌うぜ！」
🎤🎵地元じゃ負け知らずそうだろ🎶
後藤「ありがとうよ」
煉󠄁獄「冨岡、不死川、ありがとう！
きんききっずだな！」
冨岡「心外！」
実弥「2人ってとこしか合ってねｪぞ」
煉󠄁獄「うむ！タッキーあんどツバキだったな！」
伊黒「おしい！キじゃない！てかグループが違うぞネチネチ」
村田「俺の出番？🌺椿油どうぞ」
炭治郎「義勇さん！カッコ良かったです！👏俺も歌います！
🎤🎵おーれたちはいつーでも」
宇髄「ウギャー！派手に止めろ！」
義勇「炭治郎、今日の歌も感動的だ」涙💧
むい「うん、調子いいね！」ニコー
錆兎「いいぞ、祝え！男なら！」
鱗滝「判断が早い！」👺
伊之助「俺も歌うぜ！山の王だからな！」🐗
善逸「あっ！アタイも！ガル子ちゃん見てる？」👋🏻
悲鳴「南無📿この隙にキティちゃんを新作に…」
義勇嫁「ｺｿｺｿ…悲鳴さん、ぎゆゆをポニーテールにして」
むい嫁「あっ！むい君もお願い🙏」
悲鳴「南無📿承知した」嬉し泣き
嫁達　「キャー！可愛い！」
他嫁「うちの夫もぜひ！」
こうして長髪キャラはポニテになった
縁壱「兄上、揃いですね」
黒死牟「軟弱千万、期待に答えねば無作法というもの…」
煉󠄁獄「うむ！揃いでめでたいな！」
🍃髪短くて良かったぜ🐍助かったな…
>>15226>>15270おめでとうございます🎊

[15566. 匿名]

>>15226>>505⚠️二次絵
⚠️お誕生日🎂おめでとうございます

[15594. 匿名]

>>505 ⚠️二次絵
>>15226 煉獄さんお誕生パーティー
⚠️苦手な方はスクロールお願いします

煉獄さんお誕生日おめでとうございます！
こんなこともあったかも…な妄想絵

[15598. 匿名]

>>15226お誕生日🔥めで鯛
>>505二次絵🖼️((⚠️))

キメツ学園

煉獄先生にお誕生日おめでとうと言いに行ったらお礼にコーヒーを淹れてくれる嬉しそうな煉獄先生♡
☕☕

[15639. 匿名]

>>15226
≫505
⚠️二次絵　⚠️色鉛筆アナログ絵
ミニキャラぽい

⚠️苦手な方はスクロールお願いします。











煉獄さんお誕生日おめでとうございます🎉

[15654. 匿名]

>>15226 お誕生日🎂💐
>>833 そういうことにしておいて下さい
🔥⚠️🐦‍⬛（3/1）

溌剌とした青空に、初夏の爽やかな風が髪を揺らす。
カラッとした性格で今日がお誕生日の煉獄課長にお似合いの陽気だった。

私はと言うと、公園のベンチで暗い気持ちのままお昼ご飯のサンドイッチを食べている。

─────遡ること数日前。

その日の前日は定時に帰ったはずなのに、いつもきちんとしてる憧れの煉獄課長が遅刻してきて、おまけに昨日のシャツのままだった。

なにか理由があるなら知りたかった。聞き耳をたてていると、

「うちのカナメが…」
「カナメが可愛くてな…」と嬉しそうな課長の声。

え、ちょっと待って！
カナメって誰よ？
彼女？できたの？カナメちゃん？叶芽ちゃん？
そのような名前の女の子はうちの会社には存在しない。カミナリに打たれたように動けなくなって、頭が真っ白になって息が苦しくなってきた。目眩もする。

どうにか絞り出した声でとなりの席のモブ田さんを小声で呼んだ。
「…煉獄課長って彼女できたんですか？」
「えっそうなの？知らないけどー」

興味なさそうにデスクの上の資料を見つめてこちらを見ようともしない。
そうか。それならば自分で確かめるしかない。

と思った時には課長はもう既に外出してしまって姿が見えなくなっていた。

午前中は全く仕事が手につかず、気分を切り替えようと社食に行けば、
「煉獄課長のカナメ見た？可愛いよねー」「見た見たー！」「私カナメ推し！」「課長も相当惚れ込んでるしねー」
と、同僚たちの盛り上がる会話が耳に入った。

「えっ、見せてもらったんですか？！」
「うん。スマホの待ち受けにしてるし、カナメめっちゃ可愛いからガル山さんも見せてもらいなよ」

みんなでカナメ…カナメ…って
課長の彼女そんなに可愛いんだ…
そうだよね。課長がいい男なら釣り合う彼女もそりゃいい女だわな。

心にダメージを受けつつくるっと振り返るといつもの様に元気いっぱいに社食の天丼大盛りを頼んでいる課長を見つけてダッシュした。

「あの…！！！！！課長はせっかちだから単刀直入に聞きますけど！！！！彼女できたんですか？」

つづく

[15669. 匿名]

>>15226
煉󠄁獄さんお誕生日おめでとう！！
時間がなくて急いでアクスタだけ並べたよー！
ずっと大好きー！！

[15682. 匿名]

>>15226
注意⚠️ 二次絵
⚠️ラフ









煉獄さんおたおめです🎂

描けるとこだけ描いた煉獄です💦

[15689. 匿名]

>>15226
残り僅かですが🥲
お誕生日おめでとうございます💐❤️‍🔥

[15691. 匿名]

>>15226
煉獄さん。お誕生日おめでとう。
いつも心の中にいてくれて、心を燃やしてくれてありがとう。これからもずっとずっと大好きです。

[16451. 匿名]

>>15226
お題に紐付けさせてください。

>>15148
🎂誕生日(全8話)
⚠️🐚🔥　⚠️解釈違い

今Partで投下できたのはこれだけですが、推しの誕生日のお話が書けて満足しています。プラスやコメントを頂けてとっても嬉しかったです。ドキドキしてもらえてよかった😆読んでくださりありがとうございました♡

[16888. 匿名]

>>13543
（自己レス：まとめに追加します）

【出したお題】
>>15226 煉獄さんお誕生パーティー

⚠️🐚>>16444 懺悔まつり

>>16885 愛を叫ぶ（ピュア限定）

【コメント】
>>15410 煉獄さんへのメッセージ

[17182. 匿名]

>>15226大遅刻だよ煉獄さんbirthday🔥
⚠何でも許せる方向け

校庭をぐるりと囲む桜はいよいよ散る時を迎え、出会い、別れの餞にと薄桃色の花弁を散らす。毎日が騒がしくも平和なこの学園だが、まるで無くしたパズルの最後の1ピースを探し続けているような、何かが足りない喪失感を最近になって抱き始めた。原因は、自分で思うに──────あの夢だ。
姿は見えないのに、圧倒的な存在感をもって確かにそこにいる。突き抜ける夏の青空のようでいて、桜のような儚さも持っている。
(…誰だ、お前は)
呼びかけると消えていく。一陣の熱風を残して。

「よォ不死川、物想いにふけるなんてらしくねぇなぁ、さては恋だろ？」
型破りな美術教師宇髄は、膨らましたフーセンガムをパチンと割って、揶揄うようにつついてくる。
「うるせェ違ェわ」
「ところでお前さぁ、幾ら俺の事が好きだからって俺の夢にまで出てくんなよなぁ」
「はァァ？テメェこそ何勝手に俺の夢見てんだよ出演料取るぞゴラァ」
「──────いや、ちょっとな、お前だけじゃねぇんだよ、夢出てくんの。もしかして、お前も同じ夢見てんじゃねぇのか…？」
珍しく宇髄が神妙な表情を浮かべた。
「見えないけど知ってるはずの誰か、がいるんだよな。でけぇ声で喋るんだけど、何を話してるかまでは聞こえねぇんだ」
「…お前もかァ」
そんな気はしていた。見えない誰かと、宇髄の他にも─────

「お前達も見たのか、あの夢。それはいいとして、お前達はいつまでこんな所で油を売っている。もう休憩は終わっただろう」
化学教師の伊黒だ。蛇の相棒がネチネチに合わせて圧をかけてくる。
「俺には、その誰かの瞳だけ見える。太陽の様な強い光を放つ、不思議な目だった」
熱い空気、声、瞳、それぞれが持ち寄る「夢の断片」を繋ぎ合わせ、「誰か」の像を結んでいく。

「私には、マントの様なものがはためくのが見えた。まるで炎を象った様な、赤と黄色の…」
公民の悲鳴嶼先生が、合掌して涙を流す。猫と戯れたのか、服には細く短い毛が大量に付いている。

「僕は、髪の毛。確かに炎みたいな、黄色と赤い髪。凄く綺麗だったよ」
2年の時透が、開けた窓から紙飛行機を飛ばした。それは死ぬ程長く飛行して、校庭の向こう側の桜の木に引っかかった。
「時透、今日は休みだろォ。何でいるんだよ」
「何か、呼ばれた気がしたんだ」

「…俺は…」「わっ、冨岡いたのかよ」
「…俺は、背中を叩かれた。大きくて温かい手だった」
体育の冨岡が、ぶどうパンの空き袋を手に窓の外に目をやった。
「誰だろうな」
「あぁ、でも、知ってる気がするんだよなァ」
その時、校内放送が鳴った。この春赴任して来る教師の紹介をすると言う。「僕も行って良いですか」と言う時透も一緒に、職員室へ向かう。パーテーションの奥の応接スペースから産屋敷理事長の声がする。
「あぁ、揃った様だね」
理事長の後ろに続いて姿を見せたその人物に、俺達は目を見張った。
太陽の様な瞳、炎の様な髪、纏う熱くも爽やかな空気─────
「初めまして！…と言っても何故か初めてな気がしないな！」
快活な声を響かせ、大きな手をサッと挙げた。
「俺の名前は───────」

「…煉獄杏寿郎…だろ」
初めて会うのに、覚えていた、忘れるはずのない名前。万感の思いが込み上げ、俺達は手を取り合った。

おしまい🔥(煉獄さん、お嫁さん達、遅くなりましたがお誕生日おめでとうございます🔥🎉🎊💐👏♥️皆様にとって幸せな一年になりますように！）