【2次元】鬼滅の刃で彼氏にしたいキャラPart16【妄想】

[14565. 匿名]

>>14562
⚠️今トピでラスト投稿になると思いますので趣味全開で書いていきます⚠️時々他作品のセリフやら入ってます（終了予定未定連載）

そしてお手洗いから戻ると、わたしの席の数個向こうに見覚えのありすぎるシルエットが鎮座していました。まだパーカー好んで着てるんだ…フード被ってて顔は見えないけどあの体格と椅子に座ってる後ろ姿は元カレで間違いないだろうね、どうすっかな…

わたしは極力足音や物音を立てないように自席にスルッと腰を下ろすと、俯き加減で横の髪を前方向に垂らし貞◯のようにして顔を隠し、ママを手招きで呼んだ。ヒソヒソ話しさえ危うい状況なのでスマホのメモ画面を開いて文字を高速でフリック＆タップする

“なんでいるの?!”“よく来てるわよ”“それ早くいってよ”“教える義理ある？お客様の個人情報よ”“た、確カニ…カニ食べたい…”“無いわよ”“デスヨネ”

「モブ江ママ、同じのもう一杯頼める？」
「はぁ〜い！」

しまった、カニの話題で終ってしまった…
お酒を作ってるモブ江ママと何やらヒソヒソ会話をしているようだ。よしこの隙に蕎麦を食べきって逃げよう！ヒソヒソが割と大きくて聞こえてくる…

「この店に女一人で来てるのって珍しいな」
「ああ、あの子はねぇ…、」

オイッ！言うなよ？言うなよ？？！押すなよ的な奴じゃねえガチの方だ！前髪の隙間からママにだけ見えるように貞◯顔負けのものすんごい顔で拒否の念を送り続ける…この願い、君に届け！！

[14568. 匿名]

>>14565⚠️今トピでラスト投稿になると思いますので趣味全開で書いていきます⚠️時々他作品のセリフやら入ってます（終了予定未定連載）

「この子はアタシの友達よ〜」
（友達は無理あるだろぉぉぉぉ!!!）
「なんなら自己紹介するぅ？」
（オイオイオイオイ待て待て！）
「いやいや、いきなり見知らぬ他人に自己紹介させてやんなよ、怯えてんじゃねーか。すんません、自己紹介とか良いんで気にしないで下さい」

穏やかな口調でママを止めて此方にも気を使ってくれる…
（こんな見知らぬ女にも優しい…相変わらずだなあ、こーゆーとこなんだよなあ）

「ごめんねぇ、天ちゃんイケメンなのにずっと女の影ないから紹介したげよっかと思ってお節介焼いちゃったわ」
「うっせ、俺は居ないんじゃなくて作らないの」
「もう〜、またそんなこと言って！この女もどうせここ何年も彼氏いないわよ、ねえ？」
（〜〜⊃%$&℉§※π！！キィー！危うく叫ぶとこだった！そんな決めつけて言わなくていいじゃん！いないけどっ！）

「アタシの友達ならうちの常連さんに挨拶してくれてもいいじゃなぁい、またこの店通ってくれるんでしょ？顔合わせる機会多いわよ」
（これはママからの忠告だ…店に通えよ！と、何か言わなきゃバラすぞ！と…）

私は意を決して精一杯か細い声を出した

「只野…藻無子…ﾃﾞｪｽ（裏声）」

大爆笑するママと、そんなママをポカンと見上げる元カレ、いたたまれなくなった私は蕎麦代を置いて早々に店を後にした。