ガールズちゃんねる
  • 1. 匿名 2024/01/15(月) 10:06:16 

    少子高齢化や核家族化が進む近年、無縁墓の増加は社会問題になりつつある。墓地が荒廃し、不法投棄の温床になる恐れがあるうえに、劣化した墓石が災害時に倒れる危険性もある。総務省は昨年、初の実態調査の結果を公表。2020年度末時点で公営墓地がある全国765市町村のうち、約6割で無縁墓が確認されていた。

    (中略)

    無縁墓は、管理料滞納をきっかけに使用者の状況を調べ、縁故者を探して承継の意思確認をするなど、自治体にとって膨大な追跡・確認作業が必要となる。日光市の担当者は「親族を探すだけで1年かかる場合もある」と嘆く。

    さらに、無縁墓を解消するには合葬墓などに遺骨を移し、墓石を撤去する手続きが必要となるが、墓地埋葬法には墓石の取り扱いに関する規定がない。各市町の担当者は「整理したいが墓石の撤去に20万円ほどかかる」(栃木市)、「墓石の扱いが未定で、手を付けられない」(大田原市)、「墓が承継されない事態を想定しておらず、改葬には条例改正が必要」(那珂川町)などと頭を悩ませる。
    「無縁墓」全国的に増加、行政は対応に苦慮「親族探すだけで1年」「墓石の撤去に20万円かかる」 : 読売新聞
    「無縁墓」全国的に増加、行政は対応に苦慮「親族探すだけで1年」「墓石の撤去に20万円かかる」 : 読売新聞www.yomiuri.co.jp

    管理する親族らがいなくなった「無縁墓」が全国的に問題になる中、栃木県内でも公営墓地のある18市町のうち、少なくとも7市町で無縁墓が確認されていることが、読売新聞の取材で分かった。無縁墓は墓地が荒れる要因になるほか、承継者を探す手間がかかり、墓石の撤去などで公費負担も発生するため、各市町は対応に苦慮している。(井上暢)

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