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139. 匿名 2024/01/14(日) 13:43:54
ゼノビア 本名バド・ザッバイ。
パルミラの王妃となり、夫亡き後は息子の摂政として政治、軍事の実権を握り ローマ帝国と戦った女傑。ゼノビアはパルミラの有力部族の姫君として生まれ 幼い頃から高い教育を受け、数か国語を自在に操り、政治経済、そして軍事のことも学び…また彼女は武芸にも秀で、夫と共にライオン狩りをして楽しんでいたとされている。容姿も『西アジア一の美女』と謳われ 瞳は黒真珠のよう、歯は真珠のように輝いていており、弁を奮う際は力強くも優しい声音だったと絶賛されていた。結局はローマ帝国に敗北し、敵の女王としてローマ軍の戦勝パレードで晒し者にされるも、その姿は堂々としており 東洋のエキゾチックな美女に見る者はすっかり見とれきっていたほど。その後、ゼノビアはローマの一高官に見初められ、彼と結婚し何人かの子供を生み、静かに晩年まで過ごした。
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