ガールズちゃんねる
  • 195. 匿名 2023/08/29(火) 01:21:31 

    でも今の時代はTHE根性!的なものは合わないからね。
    時代には合ってるのではと思う。
    否定的な意見が多いので他の記事から


    スポーツ大会のテーマソングとしては異色の楽曲と言えるだろう。この方向性のサウンドを地上波で放送する際の大会テーマソングに採用したことは、なかなか挑戦的だと言わざるを得ない。いわゆるスポーツアンセム的な、聴く者の競争心を掻き立てる疾走感もなければ、高揚感を増幅させる激しいメロディの上下も少ない。スタジアム中を一体感で包み込むような大合唱を巻き起こすギミックもないわけではないが、それがメインとなるようには作られていない。ただひたすらに淡々としていて、何かが起きそうで起きないまま終わりへと向かう。 しかし、たまにきらりと光るフレーズが顔を出したり、藤井 風ならではのクラシックやジャズの素養を感じさせるヴィンテージな質感のあるピアノのタッチは一聴してクールで、その佇まいは研ぎ澄まされている。単純に音がカッコいいのだ。そして、腰を落として揺らすような独特のグルーヴは、まるでディフェンスプレイヤーが相手からボールを奪おうと虎視眈々とチャンスをうかがっているかのような、息をのむ緊張感がある。 歌詞の面では、弱い自分に打ち勝とうとする気持ちや、結果よりも過程を大事にする姿勢が歌われ、そのうえで単なる「頑張れ」ではなく、「すでにみんなは頑張っていて、そんなみんなに感心させられているよ」という、人間讃歌的な応援ソングの形を取っている。聴き手を直接的に鼓舞するわけでも、エキサイトさせるわけでもない、どちらかと言えば歌い手が応援されているという、斬新なテーマソングだ。

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