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1. 匿名 2023/07/09(日) 18:31:28
――労働環境の悪さ、低賃金ということで人材が海外に流出していると報じられていますが、今の制作現場は主に何歳くらいの方が働いているのでしょうか?
ヤマト:アニメ業界にきちんとした統計がないため印象でのお話になりますが、現在働いているのは25~30歳くらいの人が多いように感じます。そのあたりを境に業界を離れる人も多くいます。次のボリュームゾーンは90年代に活躍しアニメを「クールジャパン」に押し上げた、50~60代かもしれません。現在はここの層が比較的厚いためなんとかなっている部分もありますが、近い将来彼らが年齢とともに現場を離れたとき、一体どれほどのスキルを持った人が残るのかと考えると、かなりぞっとします。
収入も人によってかなりまちまちです。ここ数年、新人を社員化する制作会社も増えましたが、いわゆる所属フリーランスでのデビューでは、アニメーターを始めて数年はやはり枚数が描けないためかなり厳しい年収になります。それでも一昔前のような1ヶ月2万円、なんて言うことはなく、月に10万円程度、年間150万円程度は最低でもあるのではないでしょうか。そこからスキルとともにギャラは上がっていきます。スキルが認められて「この作品を専属でやってほしい」という「拘束」と呼ばれるオファーがあれば月額で25万円程度はもらえるのでかなり総額も増えますね。
さらに、キャラクターデザインもするようになるとまたその金額感も上がりますが、それでも海外からのオファーに比べると数倍の差がありますので、それを聞いて海外に行った知人もいます。
――この過酷な環境、アニメーターの人材不足・教育不足を解決するために、具体的な方法はなにが有効なのでしょうか? 解決方法の一つに掲げる「アニメータースキル検定」は、なぜ必要なのか。
ヤマト:この環境の改善にはやはり制作会社の協力のうえ、教育の見直しが必要だと思います。現場で数人一組のチームを作り、その中で教えたり、確認し合うということも有効な策だと思います。また、今はアニメーターの苦境ばかりがフィーチャーされてしまいがちなので、働きがいや、アニメーターで家を建てた、子育てや介護など普段の生活の話も世間に伝えていきたいです。
ヤマト:それに加えて、自分の実力を客観的に把握することで値段交渉にも役立ててもらえるといいなと思っています。ここは制作会社のご理解をいただく必要がありますが、この程度のスキルであればこのくらいの金額がもらえる、ということが分かれば将来設計も立てやすくなり、キャリアを長く続けられるようになるといいなと思っています。
アニメーター検定は5級から1級までの予定で、基本的には動画と言われる仕事内容の検定です。線をクリアに描けているか、動画というのはパラパラ漫画の要領で原画と原画の間をつなぐ絵を描くのですが、それがうまく繋げられているか、などを見ます。2級以降は難しいニュアンスや動きを伴う作画が必要となるため、ここをクリア出来れば第2原画としても十分な力があるといえると思います。この実技を、休憩も含めてほぼ丸一日の試験で見る予定です。作画にかけるスピードや、長く机に座って絵を描くという職業への耐性も含めた検定だと思っていただきたいです。
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4. 匿名 2023/07/09(日) 18:32:20
>>1
日本はいい大人がアニメ見てる恥ずかしい国+9
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5. 匿名 2023/07/09(日) 18:32:23
>>1
中国のアニメとかめっちゃクオリティ上がってるもんね今+26
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10. 匿名 2023/07/09(日) 18:33:22
>>6
その通りだよ >>1の人もそう言ってる+6
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64. 匿名 2023/07/09(日) 18:47:41
>>1
インボイスで更に収入が減る人増えるよ+6
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78. 匿名 2023/07/09(日) 18:55:28
>>1
環境改善の話で賃金の話じゃなくてスキル云々の話になるあたりこの先も改善しなそう+0
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82. 匿名 2023/07/09(日) 18:57:02
>>1
「それに加えて、自分の実力を客観的に把握することで値段交渉にも役立ててもらえるといいなと思っています。」
これ一番大事だと思う。
左翼のインボイス制度反対!に利用された声優さんはズレてた。+4
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143. 匿名 2023/07/09(日) 21:29:56
>>1
他のナンチャラ検定もそうだけど、検定協会が儲かるだけで、民間資格は級取っても役に立たない+2
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166. 匿名 2023/07/10(月) 06:49:40
>>1
90年代の初頭の話だけど、
アニメーターになった友達は
月給6万だった。
90年代とはいえ、東京で六万でどーやって暮らせと?
大勢でタコ部屋みたいなところで住んでいた。
その後、原画も描けるようになり、某アニメのエンドロールで名前を確認出来たから、少しは給料上がったかな?と思っていたけど。
その後、アニメはセル画からだんだんデジタルに以降していった。
彼女の名前もクレジットから消えた。
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171. 匿名 2023/07/10(月) 10:28:38
>>1
年齢的には一応ベテランアニメーターに入ります。
「さらば宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」などアニメブームの走りの作品に参加しました。
最初のガンダムもアルバイトで引き受けました。
ここに書いてることは本当です。
私はもう半引退の身ですが、業界の待遇が改善されるのは今しか無いと思ってます。
代理店やスポンサー、制作会社がほんの少し取り分をアニメーターに分けてくれれば解決するのですが…
業界は現場のスタッフ以外アニメ音痴の守銭奴ですので…+6
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アニメ業界に山積する課題を解決するため、アニメプロデューサーである植田益朗を代表理事として「一般社団法人日本アニメフィルム文化連盟」(以下「NAFCA」)が、4月27日に設立された。同法人では今後、人材育成をはじめとした事業を行うことにより、日本のアニメの未来を築く一助となることを目指していくが、業界では今、インボイス制度の中止を求める動きなど多種多様な問題を抱えている。そこで今回、NAFCAの代表理事である植田氏と設立理事のヤマトナオミチ(演出)、甲斐田裕子(声優)に業界が抱える問題と解決策を聞いた。