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31. 匿名 2015/08/31(月) 09:32:12
■桜井 太郎(33)・・・オダギリジョー
主人公。祖母の明子と共に、駄菓子屋・さくらやを切り盛りしている。
父を五歳の時、母を八歳の時に亡くし、以来祖父母に育てられた。祖父は五年前に他界。さくらやの実質的経営者。三流大学中退。子どもの頃から、さくらやの裏口に座り続けている。月の利益が三万円しかないさくらやを守るために、深夜のアルバイトをしている。一本気な男で、おばあちゃん子だが、たまに煩悩に負けて風俗に行ってしまう。何事にも不器用であるが、根は優しく、基本的には心優しい、いい奴である。
■木村 礼子(33)・・・尾野 真千子
ヒロイン。太郎の同級生。
初恋の相手は太郎。28歳で結婚するも、5年後に離婚。原因は夫の浮気とマザーコンプレックス。5歳になる息子・春馬と共に地元に戻ってきた。だが、プライドが許さず実家には戻っていない。アパート暮らし。レストランの皿洗いの仕事をしているが、夜の居酒屋でも働き始めた。
■三枝 弘樹(33)・・・勝地 涼
太郎の同級生。脚本家を目指している。高校卒業以来バイトで食いつないでいる。最近はアイデアが降りてこないため、日中は専らさくらやでたむろしている。両親は田舎に引っ越したため、現在はアパートで一人暮らし。
■金田 剛(32)・・・前野 朋哉
太郎と三枝の後輩。元・いじめられっ子。大学卒業後、都内のいくつかの会社に就職するも、いずれも挫折。精神を病む。地元に戻り、かつての憩いの場・さくらやに再び通いだす。
■島崎 明(54)・・・嶋田 久作
銭湯・亀の湯の経営者。最近客が減り落ち込んでいる。日中は特にやることもないので、さくらやでたむろしている。生前の桜井吉太郎と親しくしていた。離婚した妻子が札幌にいる。娘の嫁ぎ先に妻がくっついていったのだ。
■桜井 明子(83)・・・八千草 薫
太郎の祖母で、駄菓子屋・さくらやの店主。
五年前に夫・吉太郎が遺したさくらやを引き継いだ。猫を愛し、店の客のことはほとんど全て記憶している。吉太郎との思い出のつまったさくらやを守りたいという気持ちの反面、このままでは太郎のためにはならないと思い、さくらやを閉めることを望んでいる。+35
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