映画「エゴイスト」観た人！

[92. 匿名]

>>1
原作を先に読み、昨日映画を観て来ました。
中学生の時に母を亡くした主人公が、病気の母親を支える恋人と知り合い、愛し合うが…という話です。
予告などから同性愛の部分にフォーカスされがちですが、私はどちらかと言えば親子愛、もっと広い意味での愛するとは、と問う話だと感じています。
映画を観ての感想は、鈴木亮平さん宮沢氷魚さん両名の役者としての素晴らしさに対し、脚本に残念な部分がいくつか見受けられました。

小説の主人公は鈴木亮平さんとは大分イメージが異なる方なので、私は彼がどのように演じるのか、不安を感じながら観に行き、彼の役者としての素晴らしさを痛感しました。歩道橋のシーンでの凄み、恋が始まって浮かれる可愛らしさ、ゲイらしい仕草など流石の演技でした。宮沢氷魚くんの観るもの全てを魅了する笑顔、ちらちら見えるあざとさ、許された時の号泣の演技。お二人の演技に圧倒されました。

対しての脚本なのですが。上にも指摘してらっしゃる方がいましたが、全体の中でのベッドシーンが多すぎると思います。お二人とも体当たりの演技で美しいと感じる場面もありますが、そこにそんなに時間を割くならば、カットしないで欲しかったエピソードがいくつもあります。特にオーブンをプレゼントしたエピソード、支えてくれた友人の話、信じていない天国を祈るラストは端折らないで欲しかったです。
また、題名でもあるエゴ、という真意を伝えきれてないのではとも感じました。この作品に興味を覚えた方にはぜひぜひ、原作を読んでいただきたいです。
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、このお話は作者の方の半自伝的小説です。映画の完成を見る事なく病気でお亡くなりになりました。
LGBTについて何も知らない私ですが、当事者の方々がなぜご自分達の権利を主張するのか、この本を読んですとんと腑に落ちました。愛する人を守りたい、手を繋いで歩きたい、そんな当たり前を踏みにじられて来た方々に、この作品が光を当ててくれる事を祈ります。長文、失礼しました。

[101. 匿名]

>>92
参考になりました。ありがとう

[130. 匿名]

>>92
端折られたところを意識したくないから原作未読で観に行こうと思います。

[236. 匿名]

>>92
私も原作を読んでから映画を観ました。
仰るように、支えてくれた友人の話、天国を祈るラストに加えて、お母さんがごめんねと書いて残した手紙とお墓参りの度にお母さんに謝る話を端折らないでほしかったです。

LGBTのこと、私もあまり理解できていませんが、当事者の方々にとってはそれが自然なのだということと、その自然を誰も否定する権利はないのだと、思わせてくれた素晴らしい作品でした。

[268. 匿名]

>>92
私も本日、劇場で鑑賞してきました。
主さんは私の伝えたいこと感じたこと、
全て同じ気持ちで語ってくださいました、
ホントにありがとう！！