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1528. 匿名 2022/11/28(月) 19:30:06
>>1508
大富豪により創設された優秀な遺伝子のみを集めた精子バンクに関する本
人よりも良い精子を求めるという優生学見地に立った本書の精子バンクだが
実際の精子バンクはそれよりも進んでおり(第9章)金を積めば積むほど
精子の値踏みができる時代であることを示している.
また,天才と言われた父親(精子)の実像や,詐欺とも言える
精子カタログの管理など,事実を明らかにしてゆく.
最後に本当に天才の子供が生まれたかについては,サンプルが
偏っているにせよ,精子の影響よりも環境の影響が強いのではと
結んでいる.本書の救いは,「子供は幸福を運んでくる」ではないが
幸いがキーワードになっているように思えた.![]()
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