32年ぶりの円安水準を連日更新 1ドル=148円台半ばまで進行 市場には為替介入への警戒感高まる
971コメント2022/10/18(火) 20:08
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21. 匿名 2022/10/15(土) 08:22:34
>>10
私は為替レートについてあまり言及しませんが、所詮は為替など「市場の思惑」で決まるためです。「市場の思惑」は推測は出来ますが、断言はできません(できるなら、その人はFXで億万長者になっているはず)
2012年末に、第二次安倍政権が発足し、安倍総理(当時)が「インフレにする(デフレ脱却する)」と宣言しました。
結果、市場は、
「これから日本円が安くなり、外貨が高くなるのでは」
と「思惑」し、実際に円安ドル高になりました。とはいえ、その時点では安倍政権はデフレ脱却を果たしておらず、インフレ(財サービスに対する通貨価値の下落)も起きていなかったのでございますよ。それでも、円安になった。
円安は、日本の輸出企業にとっては恩恵です。とはいえ、輸入企業や輸入される財を消費する我々にとっては痛手。
逆に、円高は輸出企業にとっては災厄で、輸入企業や輸入される財を消費する我々にとっては恩恵。ただ、それだけの話です。
円安になろうとも、輸入される財の価格が下落していれば、輸入物価は上昇しません。つまりは、我々が困りません。
現在のコストプッシュ型インフレは、輸入財の価格上昇に円安が乗っかってきているため、国民を困窮させている。ならば、政府が財政支出で国民の可処分所得減少を補えば良い。
繰り返しますが、ただ、それだけの話です。
ところが、メディアは「財政支出を拡大すると、さらなる円安が~」と煽る。いや、財政支出を拡大すると通貨安になるならば、今のアメリカこそ超ドル安になっていなければおかしいだろ?
さらには、円安は「日本の製造業の国内回帰」を促進するのは確かです。まあ、こんなにエネルギーの安定供給が崩れてしまうと、ダメかも知れませんが。
それはともかく、日本ではあらゆる現象が「緊縮財政」のために活用されます。現在の為替は「ドル高」であり、円安ではありません。ユーロも円並みに対ドルで値を下げていますし、ポンドに至ってはそれどころではない。
という現実が知れると、
「あ、ごめん。円安ではなく、ドル高だったわ」
と、反省するのではなく、今度は他国の通貨安までをも「緊縮財政」のために活用してくる。
あ、ごめん、桜田君。すでに、英国ポンドは「ポンド高」になり、「ポンド急落」の局面は終わっているんだわ。
【日本円、ユーロ、英国ポンドの対アメリカドル相場(グラフ上が円・ユーロ・ポンド安)】
すでにして、過去五か月間で見ると、ポンドの下落率は日本円を下回っています。
どうせ、自分でチャートなど見たこともなく、財務省の操り人形として、
「英政府の大型減税案が財政の悪化を招く」
と、日本の財政危機を煽れと「指示」されたんでしょうけど。
ちなみに、英国政府は減税案の一部を撤回しましたが、それは「累進課税の緩和」であり、その他の減税はそのまま推進されますよ(法人税減税も含みますが)。
累進課税の緩和は、個人的には嬉しいですが、いやそれ、完全に潮流あるいは「歴史の流れ」に逆行しているでしょう。
というか、桜田君の言う通り、今回のイギリス政府の政策(及び政策変更)により為替が動いたというならば(動いていないとは言わない。所詮は思惑だから)、日本は円安対策として「累進課税の強化」をしたらいかが?
所詮は自分の発言に責任を持つ気などないのでしょうが、桜田君の発言は、要するに「何であっても」緊縮に利用するという財務省の魂が後ろにあるわけです。
桜田君が、今回の急激なポンド高について、いかに説明するのか、楽しみにしています。どうせ、無責任に沈黙するんだろうけど。というか、そもそも「何が起きているのか?」すら、理解できないんだろうけど。+5
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