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98. 匿名 2022/10/03(月) 10:58:59
>>88
三浦朱門氏はゆとり教育について、斎藤貴男氏の取材に対し、こう答えています。
「学力低下は予測しうる不安というか、覚悟しながら教課審(引用者注:教育課程審議会) をやっとりました。いや、逆に平均学力が下がらないようでは、これからの日本は どうにもならんということです。つまり、できんものはできんままで結構。
戦後五十年、落ちこぼれの底辺をあげることにばかり注いできた労力を、 できるものを限りなく伸ばすことに振り向ける。百人に一人でいい、やがて 彼らが国を引っ張っていきます。限りなくできない非才、無才には、せめて実直な 精神だけを養っておいてもらえばいいんです。(中略)
国際比較をすれば、アメリカやヨーロッパの点数は低いけれど、すごいリーダーも出てくる。日本もそういう先進国型になっていかなければいけません。それが “ゆとり教育”の本当の目的。エリート教育とは言いにくい時代だから、 回りくどく言っただけの話だ」
(斎藤貴男『機会不平等』文藝春秋、+3
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