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103. 匿名 2022/08/17(水) 19:45:21
>>1
私が高校生の時の話。
ある夜、とある廃墟ホテルに肝試しに来た
私、A君、B君、Cちゃんの4人。
現地で落ち合った私達は早速廃墟ホテルの内部へ。
湿っぽい嫌な雰囲気の中を進む4人。
最上階まで上がった時A君がいつの間にか居なくなってる事に気づく。
「あれ?Aの奴居ないぞ!?」「嘘!どこに行ったの?」慌てる私達。
その時Cちゃんが窓を覗き、
「あっ!あそこでスマホ振ってる!」
と下を指差した。
見ると一階の車寄せの所でスマホの明かりがぐるぐる回ってる。
「何をしてるんだあいつ。」私達は下へと急ぐ。
そして車寄せの所に行ったのだけど、A君は居ない。
「Aの奴いないぞ」「どこに行ったの?」
すると今度はホテルの上の階から、
「おーい!こっちに来てくれ!」と声がする。
いつのまにすれ違ったのか・・・。
私達は声の位置をたよりにまた上っていく。
「おーい!ここだ!何か閉じ込められちまったみたいだ!」
A君の声はボイラー室から聞こえてきた。
「アホだなあいつ笑」私達は苦笑しながら中に。
「おーい!ここだ。」「おーい。」
どこに居るのかA君の姿は見えない。
「ここだおーい、おーい」「ここ、ここだよ!」
「ここだよここ!」「早く来てくれー!」部屋の中を反響する声。
私達は次第におかしいと思い始めた。
声が聞こえる方向が全て違う事に気づいたから。
「おーい!早く」「ここだよ!」「来てくれ!」
「早く来い❗」「ここだ❗」
「一緒に居てくれ❗」
これはヤバい。私達は駆け出し外に飛び出す。
「置いてかないでえぇぇぇ❗」
全速力で麓まで逃げた私達。
冷静になり
どうしようA君置いてきちゃった・・・。
その時、A君から着信が。
「もしもし!A君どこにいるの!?」
「はぁ?こっちが聞きたいよ。約束破りやがって。ホテルの所で待ってたのに居ねぇしよ。ムカついたから帰ったよ家に。」
・・・。
じゃあ私達と落ち合ってホテルに入ったのは誰・・・?
+147
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133. 匿名 2022/08/17(水) 20:43:29
>>103
落ち合ってホテルに入ったのが何者かってのも怖いけど、A君が遅刻してないんだとしたら、A君に他の3人がみえてなかったってのもこわいね+122
-1
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198. 匿名 2022/08/18(木) 01:18:00
>>103
置いていかないで、ってA君に似た声なのかな?
文面見てると女の声かと思ってしまった+25
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281. 匿名 2022/08/18(木) 19:54:15
>>103
ちょっと創作感が強いかな…+59
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