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73. 匿名 2022/03/31(木) 18:17:32
>>1
「生きるとは恥そのもの」
なにか思うたび、そう自分に言い聞かせる。
そうしなければ今にも、あの鋭く光る刃を引き出しの中から取り出して、黄泉へと続くその道を歩き出してしまいそうになるのだ。
あの人や、あの人、そしてあの人は、そのように思うことがあるのだろうか。
緩んだ口元、艶を帯びて上気した頬、無知な視線、あの弛みきった表情。その見た目と裏腹に、私がまったく想像し得ない、凄まじい恨みの念を抱えて離せずにいるなんてことがあるのだろうか。
こんな風に、気付くといつも…(以下省略)
※フィクションです。自分の人生でも実在する人物の話でもありません。+2
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