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1. 匿名 2021/10/30(土) 21:10:24
「ムー」には謎が多い。たとえば、取り上げるテーマもそうだ。毎号、広い意味での超常現象を題材に据えている。UFOや古代文明、妖怪・精霊、神話・怪異譚(たん)、地底人・宇宙人など、切り口は少なくないが、42年もの間、この領域に絞って、刊行を続けてこられたこと自体が不思議ともいえる。率直に言ってネタが尽きることはないのか。ストレートな疑問を三上編集長にぶつけてみたところ、返ってきた答は「もう、とっくに尽きている」という、意外すぎる言葉だった。
「ネタはない。とっくに尽きている。だから、使い回し。でも、そうは言っても、テーマ自体はUFOにしろ、超常現象にしろ、いろいろとあるわけだから、材料次第では見せ方を変えられる。日々、新たな発見や研究成果も得られているので、鮮度を上げて仕立て直すことは可能だ」
テーマと書き手をつなぎ、物語に仕立てる編集部の存在は「ムー」最大の謎と言えるだろう。だが、三上編集長によれば、その実体は意外なほどこぢんまりしている。「常駐の編集者は3人、非常駐がさらに2人程度」という。つまり、わずか5人であの膨大な文字数を誌面に落とし込んでいるわけだ。<略>しかし、実際に「ムー」の記事を書いているのは、主に外部の書き手集団だ。
(↑一部抜粋)+69
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UFO(未確認飛行物体)をはじめ、様々な超常現象や怪奇伝説など、謎と不思議を掘り下げる専門誌が「月刊ムー」(ワン・パブリッシング)だ。創刊から42年を数える今もぶれずに、多くのファン読者「ムー民」を引き寄せ続けている。しかし、その歴史や実態は意外に知られていない。おそるおそる「ムー」そのものの謎に迫ってみる。